唐津市議会 > 2005-06-13 >
06月13日-02号

  • "松本"(/)
ツイート シェア
  1. 唐津市議会 2005-06-13
    06月13日-02号


    取得元: 唐津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    平成17年  6月 定例会(第4回)   平成17年       唐津市議会会議録(定例会)その2   第4回1 日 時 平成17年6月13日 午前10時30分開会 於唐津市議会本会議場2 出席した議員    1番 熊 本 大 成           2番 宮 崎   卓    3番 楢 﨑 三千夫           4番 酒 井 幸 盛    5番 米 倉 幸 久           6番 松 尾 鶴 丸    7番 三 浦 正 之           8番 正 田 孝 吉    9番 堤   武 彦          10番 古 藤 豊 志   11番 笹 山 茂 成          12番 青 木   茂   13番 石 﨑 俊 治          14番 水 上 勝 義   15番 田 中 秀 和          16番 山 下 正 雄   17番 三 浦 重 德          18番 志 佐 治 德   19番 吉 原 真由美          20番 浦 田 関 夫   21番 井 本 敏 男          22番 山 崎 正 廣   23番 平 野 潤 二          24番 吉 田 廣 光   25番 吉 田 壽 彦          26番 瀧 本 隆 仁   27番 志渡澤 一 則          28番 進 藤 健 介   29番 前 田 一 德          30番 宮 﨑 千 鶴   31番 中 川 幸 次          32番 白 水 敬 一   33番 松 尾 幸 長          34番 田 中 良 典   35番 嶺 川 美 實          36番 百 武 弘 之   37番 野 﨑 清 市          38番 奥 村   豊   39番 古 川   保          40番 井 上 武 則   41番 青 木 武 德          42番 宮 崎   健   43番 山 口 耕一郎          44番 大 津 保 規   45番 三 浦 睦 雄3 地方自治法第121条による出席者の職氏名          市       長      坂  井  俊  之          助       役      吉  本  金  壽          収   入   役      吉  田  勝  利          新 市 総 合 企画監      山  下  正  美                        (総合政策部長兼務)          産 業 企 画 監      尊  田  重  信         (総合政策)          総 合 政 策 副部長      松  尾  公  志                        (企画政策課長兼務)          新 市 建設推進課長      井  本  重  寿          行 政 改革推進課長      大  谷  正  広          男 女 共同参画課長      金  野  尾  素          広 報 公 聴 課 長      副  島  至  誠          秘  書  課  長      竹  内  御 木 夫         (総務部)          総  務  部  長      根  岸     保          総 務 部 副 部 長      通  山     誠          総  務  課  長     (総務部副部長兼務)          総  務  参  事      松  尾  長  年          文 書 法 制 課 長      宮  口     徹                        (情報公開室長兼務)          職  員  課  長      麻  生  邦  男          財  政  課  長      吉  田  善  道          管  財  課  長      岩  本  秀  行          税  務  課  長      杵  島     悟         (地域振興部)          地 域 振 興 部 長      坂  本     陞          地 域 振興部副部長      保  利  文  台                        (企業企画課長兼務)          地 域 振 興 課 長      井  上  常  憲          離 島 振 興 室 長      竹  下  晴  男          情 報 推 進 課 長      山  岡  裕  明         (市民環境部)          市 民 環 境 部 長      中  村  康  久          市 民 環境部副部長      古  川  陽  三                        (市民課長兼務)          国 保 年 金 課 長      杉  山     健          環 境 対 策 課 長      岡  崎  三 代 生          リサイクル推進課長      岩  本  哲  二          清 掃 業 務 課 長      平  石  力  男          清 掃 センター所長      岡  本  俊  幸          人権・同和対策課長      上  田  昭  人         (保健福祉部)          保 健 福 祉 部 長      脇  山  健 治 郎          保 健 福祉部副部長      堀  川  俊  英                        (高齢・障害福祉課長兼務)          保  健  課  長      木  本  政  克          地 域 医 療 室 長      北  島  辰  也          高 島 診 療 所 長      西  山  裕  之          神 集 島 診 療所長      森  塚  達  也          福  祉  課  長      江  越  和  行          介 護 保 険 課 長      前  田  幸  雄          生 活 保 護 課 長      宇  野  禮  次          市 民 病 院 院 長      黄     泰  奉          事   務   長      田  中     宏         (商工観光部)          商 工 観 光 部 長      松  尾  博  司          商 工 観光部副部長      梅  崎  芳  景          商 工 振 興 課 長     (商工観光部副部長兼務)          商 工 振 興 参 事      山  下  末  二                        (観光参事兼務)          観  光  課  長      富  田  節  子         (農林水産部)          農 林 水 産 部 長      北  島  正  信          農林水産部副部 長      溝  渕  末  治          農  政  課  長      平  野  宗  宏          農 地 整 備 課 長     (農林水産部副部長兼務)           水  産  課  長      峰     治  生          林  務  課  長      吉  野  譲  二         (建設部)          建  設  部  長      進  藤     仁          建 設 部 副 部 長      脇  山  秀  秋          道 路 河 川 課 長      伊  東     満          国 道 対 策 室 長     (道路河川課長兼務)          建 設 管 理 課 長     (建設部副部長兼務)          都 市 計 画 課 長      竹  内  克  志          区 画 整 理 課 長      岩  田     保          建  築  課  長      前  川  恭  介          厳木住宅改良事業所      田 久 保  秀  敏          所       長         (競艇事業部)          競 艇 事 業 部 長      吉  田  次  郎          競 艇 事業部副部長      城     秀  文          管  理  課  長      中  村  修  二          業  務  課  長     (競艇事業部副部長兼務)           ボ ー ト ピ ア課長      佐  伯  良  雄         (水道部)          水  道  部  長      橋  本  秀  南          水 道 部 副 部 長      青  木  一  清          下 水 道 管 理課長      原     三  男          下 水 道 工 務課長     (水道部副部長兼務)           浄 水 センター所長      井  上  正  剛          浄 水 センター参事      古  川  公  三          水 道 管 理 課 長      寺  井  正  太          水 道 会 計 課 長     (水道営業課長兼務)          水 道 営 業 課 長      吉  本  雅  裕          水 道 工 務 課 長      永  田  一  彦          水 道 浄 水 場所長      武  富  義  彦          水 道 浄 水 場参事      志  木  秀  人         (消防本部)          消   防   長      渡  邊  信  介          副  消  防  長      坂  本  通  昭          消  防  署  長      宮  丸  義  明          消 防 総 務 課 長      塚  本  英  次          予  防  課  長      辻     富  夫          警  防  課  長      川  添  多 賀 雄          副   署   長      池  田  耕 一 郎          副   署   長      池  田  昌  秀         (教育委員会)          教   育   長      村  井  文  三          教  育  部  長      世  戸  政  明          教 育 副 部 長      牛  草     泉          教 育 副 部 長      小  林  た  み          教 育 総 務 課 長     (牛草教育副部長兼務)          学 校 教 育 課 長      上  田     守          幼  稚  園  長      高  幣  代 美 子          生 涯 学 習 課 長      本  弓  康  澄          生 涯 学 習 課参事      松  下  達  夫          文  化  課  長      田  島  龍  太          ス ポ ーツ振興課長      上  田  智  行          スポーツ振興課参事      川  添  聖  一          都 市 コミュニティ      松  尾  正  晴          セ ン タ ー 所 長          近 代 図 書 館 長     (小林教育副部長兼務)          会  計  課  長      星  野  信  也          選 挙 管 理 委員会      宮  崎  恵  吾          事  務  局  長          監 査 委員事務局長      中  島  富 士 雄          農業委員会事務局長      山  口     晃          農 業 委 員 会      横  山  圀  彦          事 務 局 参 事        (浜玉支所)          支   所   長      山  﨑  達  男          総  務  課  長      中  野  史  博          地 域 振 興 課 長      近  藤     修          住 民 福 祉 課 長      青  木  満  則          産  業  課  長      吉  岡  雄  治          産 業 課 参 事      池  田  雪  夫          建 設 水 道 課 長      佐 々 木  正  信          教  育  課  長      林  田  清  三        (厳木支所)          支   所   長      三  塩  政  廣          総  務  課  長      川  副  梅  夫          地 域 振 興 課 長      山  田  幸  範          住 民 福 祉 課 長      藤  田  篤  敏          産  業  課  長      竹  厳  英  冶          建 設 水 道 課 長      居  石  秀  樹          教  育  課  長      入  田     満        (相知支所)          支   所   長      緒  方  年  明          総  務  課  長      冨  永  俊  博          地 域 振 興 課 長      田  中  士  郎          住 民 福 祉 課 長      田  原  誠  一          産  業  課  長      能  隅  敏  彦          建 設 水 道 課 長      仁  部  善  美          教  育  課  長      岩  本  英  樹        (北波多支所)          支   所   長      松  本  律  夫          総  務  課  長      松  浦  伯  武          地 域 振 興 課 長      渕  上  和  幸          住 民 福 祉 課 長      小  松  芳  郎          住 民 福 祉 課参事      石  崎  良  彦          産  業  課  長      出  島  和  徳          建 設 水 道 課 長      川  添  哲  也          教  育  課  長      宮  本  展  光        (肥前支所)          支   所   長      渡  辺  敏  郎          総  務  課  長      井  本  直  人          地 域 振 興 課 長      井  上     充          住 民 福 祉 課 長      畦  間  富  夫          住 民 福 祉 課参事      草  場  靖  親          産  業  課  長      柴  田  健  治          産 業 課 参 事      稲  葉  喜 久 男          建 設 水 道 課 長      岩  本  常  晴          教  育  課  長      中  田  重  則        (鎮西支所)          支   所   長      古  館  祐  基          総  務  課  長      濱  部  弘  紀          総 務 課 参 事      伊  藤  三 樹 夫          地 域 振 興 課 長      谷  口  政  義          住 民 福 祉 課 長      浅  山  常  利          住 民 福 祉 課参事      坂  口  栄  一          産  業  課  長      市  丸  六  徳          産 業 課 参 事      名 古 屋  和  豊          建 設 水 道 課 長      坂  本  雅  範          教  育  課  長      小  峰  忠  司        (呼子支所)          支   所   長      平  川  範  雄          総  務  課  長      藤  松  久  義          地 域 振 興 課 長      稲  葉  大 八 郎          住 民 福 祉 課 長      小  林  一  幸          産  業  課  長      佐 々 木  光  幸          建 設 水 道 課 長      宮  田     満          教  育  課  長      熊  本  守  男4 出席した事務局職員          議 会 事 務 局 長      吉  岡  秀  男          議 会 事務局副局長      小  林     修          議 会 事 務 局      徳  田  三  夫          議 事 調 査 課 長          庶  務  係  長      吉  田  英  俊          議  事  係  長      中  山  信  義          調  査  係  長      永  田  耕  一          書       記      内  山     修          午前10時30分 開会 ○議長(熊本大成君) ただいまから本日の会議を開きます。 事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(吉岡秀男君) ご報告いたします。 6月6日に坂井市長から提出されました議案中、本日議案第132号 唐津市波戸岬国民宿舎条例の一部を改正する条例制定についてを訂正したい旨、申し出があっております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 唐津市波戸岬国民宿舎条例の一部を改正する条例制定についての訂正について、本日付をもって、お手元に配付しておりますとおり訂正したい旨の申し出があっております。議会運営委員会に諮りました結果、直ちに議題といたします。このように決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊本大成君) 異議なしと認めます。 お諮りします。議案第132号 唐津市波戸岬国民宿舎条例の一部を改正する条例制定についての訂正の申し出は、申し出のとおり承認することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊本大成君) 異議なしと認めます。 よって、議案第132号 唐津市波戸岬国民宿舎条例の一部を改正する条例制定についての訂正の申し出につきましては、申し出のとおり承認することに決しました。 これより議案質疑を行います。議案第121号から議案第145号まで並びに報告第4号から報告第8号まで、以上30件を一括付議します。 ご質疑ございませんか。 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) おはようございます。15番、田中秀和でございます。唐創会から議案質疑を行ってまいります。 まず、今回12億1,000万円余りの補正予算額が計上をされました。いよいよ唐津丸が船出をして、1回目の補給地点に来たかなと思っております。どのくらい燃料を積み込んで、どこまで行くのかと、そういう検討する時期に来ているんだなと思っております。 3月議会におきまして17年度の当初予算額が616億円余りの骨格予算で議決しました。今回の補正の予算額が12億1,158万2,000円で、補正後の総額が628億1,976万2,000円という予算規模になっているところであります。当初予算でも、この議会でも議論がなされたように、財政シミュレーションとの比較から予算の膨らみが危惧されたところでありますが、どこまで今年度予算が膨らんでいくのかなと思うところであります。 そこで、17年度最終予算額の見込みを3月議会では、答弁で640億円となされたと思います。今回補正予算の規模から考え、17年度の最終予算総額に変更があるのかどうかお示しをください。 また、今回予算査定段階で補正額を8億円ぐらいに抑えたいという声が上がっていたようですが、ふたをあけてみると4億1,000万円ほどふえているところであります。この要因についてお伺いをいたします。 全体の予算要求に当たりどのような考えで予算化がなされたのかお伺いをいたします。 また、今回の全体予算要求総額が幾らあったのか、また市長は厳しい財源の中から練りに練って今6月議会に上げられた政策経費の中で市長査定で予算化された事業があるのかお伺いをいたします。 次に、条例議案について質疑を行います。議案第126号 唐津市ペット霊園の設置等に関する条例制定についてお伺いをいたします。提案理由では、ペット霊園の設置及び管理が適正に行われるための措置を講じ、市民の生活環境の保全に資するために制定するとあります。全国的にこのペット霊園設置によるトラブルが生じているのは、皆さんご承知のところであります。私の知る範囲でも和歌山県の橋本市、千葉県の市原市、広島県の黒瀬町などでは、設置業者と住民とのトラブルが発端で条例制定に至った自治体があるようです。 そこで、まずお伺いいたしますが、今回唐津市がペット霊園設置の条例制定に至った経緯をお聞かせください。 また、唐津市に該当施設があるのかお伺いをいたします。 次に、議案第132号 唐津市波戸岬国民宿舎条例の一部を改正する条例制定についてお伺いをいたします。提案理由説明では、唐津市波戸岬国民宿舎が改修に伴い改正するものとあります。名称の変更の意義と国民宿舎施設の規模及び稼働計画、オープン予定日をお聞かせください。 続きまして、一般会計予算の議案質疑を行います。消防費の携帯電話119番通報直接受信装置設置工事についてお伺いをいたします。説明では、携帯電話からの通報を所管消防署が直接受信する装置を整備し、通報に対する迅速、確実な対応を図るものとあります。この事業内容と現在携帯電話から119番にかかってくると思いますけども、この対応をどのように対応されているのかお伺いをいたします。 最後に、消防費中、自動体外式除細動機器整備費についてお伺いをいたします。心肺停止者の応急手当用機器を高規格救急車が未配置の北波多中部派出所に整備し、救急救命率向上の均等を図る。あわせて、市民の講習用トレーナー2台を購入し、同機器の普及促進を図るものとあります。この事業をお伺いいたします。 また、自動体外式除細動器の単価とAEDトレーナーの単価をお示しください。 以上で1回目の総括の質疑を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 田中秀和議員さんのご質疑にお答えを申し上げます。 まず、私の方から、最終予算規模がどのくらい今見ているのかということにつきまして、まずお答えを申し上げたいと思います。 今回の補正後の一般会計予算総額628億1,976万2,000円に今後県営土地改良事業負担金、そして県事業負担金等が約7億円程度予想されますので、現段階では最終予算規模は約635億円前後になるものと予測をいたしておるところでございます。 そして、また施策の中で特にさまざまな思いを込めてということには何があるのかというふうなご質疑でございました。この予算を立てる中で査定前の段階で出前講座、そしてまた各支所を訪問し、さまざまな箇所を見せていただいたり、そしてまた各支所の現場の担当者、責任者の皆さん方からいろんなお話をお伺いをしたりして、各旧1市6町1村それぞれの問題点、緊急箇所等を含めてバランスを配分しながら予算を立てさせていただいたということがまず一つ。 そして、また私の公約並びにマニフェストをそれぞれの所管部長がすべて持っておりますので、その中からそれぞれの所管部の中で立てて、ずっと積み上げてきた予算というものがありますので、それぞれにちりばめられておることだと思いますが、特に新しく、特にということであれば、二つほどありまして、一つは起業プランニング事業費でございます。これは、議員さんもご承知のとおり、玄海ウエストコーストサミット、福岡及び福岡、前原、二丈、志摩、唐津ということで、旧浜玉が当然あったわけでございますが、この海岸線、そしてまた地域連携という中で、14年ぐらい前からスタートいたしました玄海ウエストコーストサミットの中での一つのこれからの仕組みづくりの中で新産業、九州大学の糸島移転も含めた意味での新産業創出をどう考えていくかということの仕掛けをこのウエストコーストサミットでひとつ立ち上げていこうというお話がありまして、その産学官の連携をさらに継続、強化するためにこの唐津市におきましても、この起こす業の起業プランニング、つまり新産業といったものの一つの物の考え方、その仕組みをスタートさせようということでの起業プランニング事業費というものを立てさせていただいたのが一つ。 そして、また観光の方でございますけれども、地域再生マネジャー事業費、これは国の方の地域総合整備財団だったかな、ふるさと財団の方からの助成を得ていたすものでございますけれども、唐津の場合は観光、そしてまたこの地域の宝であり、一つの新しくなった唐津市のそれぞれの地域の観光並びに地域の光を発信していこうということで、もう一回観光のルートづくりを含めて、原点からスタートをしていこうということで、この地域再生マネジャー事業を採択を受けたわけでございますけれども、唐津の場合は観光振興ということで、観光施策に反映していくということでのひとつ全力で取り組んでいきたいということで、この二つに関しましては特に思い入れ深く、何とか成案にして、そして成案というか、何とか基盤づくりとしてこれから発信をスタートしていきたいと、かように思うところでございます。並びに市長予算等で復活いたしました予算等も1億5,000万ほどございまして、その中では北波多にあります人権ふれあいセンター北波多の運営費でありますとか、あとがん検診の事業費、そしてまた鏡山放課後児童クラブの建設費、あるいは各道路の部分、道路の改良費等を含めて、この金額を復活をさせていただいて、それはもうひとえに最初に申し上げたとおり、それぞれの旧市町村を見て歩く中で私が感じ取って、これは早急にやっぱり進めていかなければならない、予算がない中でも少しでも形づくっていかなければならないという基盤をつくりたかったという思いがあるわけでございまして、そのへん総体的に私の思い入れのある施策の費用ということで計上させていただいたということでございます。 以上、その他の総務予算につきましては総務部長から答えをいたさせたいと思います。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 根岸総務部長。          (総務部長 根岸 保君登壇) ◎総務部長(根岸保君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。 まず、1点目が、要求段階で8億円ぐらいで抑えたいということだが、結果的に12億円の補正ということで、4億円ほど差があるが、どういうことかというご質問でございますが、ただいま市長が申し上げましたように、市長の初めての事業予算ということで、その思いが伝わって4億円ほどの増になっているとご理解いただきたいと思います。 2点目が今回の6月補正予算における要求総額と査定の状況はどうだったのかというご質問だったと思いますが、まず要求は各部合わせます15億2,400万程度ございました。それを査定をいたしまして、12億1,158万2,000円となったわけでございますが、この15億2,400万円のうちに、9月の補正に回すべきものが7件ほど含まれておりまして、1億3,000万程度それがございましたので、結果的には準要求額というのは13億6,000万程度だったというふうに理解をいたしております。したがいまして、要求額と査定額の差が約11%ほどございまして、達成率が89%ほど、約90%程度要求部分から予算計上させていただきました。 3番目の支所ごとの予算要求、またその考え方はということでございます。各支所ごとの予算要求におきましては、まず考え方といたしまして旧町村ごとのマスタープランというものがありまして、それらをもとに地元との協議中の事業というのがあるのではないかということを重点的に起きまして今回の査定をいたしたつもりでございます。そのように市長からも指示を受けておりまして、それぞれ町村ごとに予算要求のばらつきはございますが、結果的に4億4,273万9,000円の要求の中で3億9,671万2,000円計上させていただきました。計上率は90%でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) 田中秀和議員さんのペット霊園の件でお答えをいたします。 条例制定に至った経緯ということでございます。田中議員さんご存じのように、全国では今13市が条例あるいは指導要綱を制定しております。また、米沢市におきましても6月議会に提案をされているという状況でございます。現在新市の16年度末の登録、これ犬ですけれども、登録件数が7,685頭、これに猫も登録はあっていないんですけど、猫もおると思っております。 それで、この経緯ですけど、二、三カ月ぐらい前に私の方に市民の方が見えられまして、ペット霊園をつくりたいけど、規制はあるのかというふうな話をされて、そのとき規制はありませんというふうに答えておったんですが、その後にあるところで市民間のトラブルも発生しているというような話をお聞きしました。それで、最近のペットブームによりですね、ペットというのは家族同然の立場を占めて、死亡した場合にその霊を慰めるために、今後ペット霊園の需要がふえていくものと考えております。このため、ペット霊園の設置をめぐりまして、市民と業者との間に無用のトラブルが起こるのを未然に避けるために、それと公衆衛生、その他公共の福祉の見地から適正に行われるための措置を講ずることによりまして、市民の生活環境の保全に努めるということで制定に至ったわけでございます。 それと、唐津市に該当施設があるのかということでございます。ご承知のように大平山斎苑の敷地内に動物炉が1炉ございます。それと、平成17年の6月5日の、これ新聞折り込み広告でしたけど、和多田西山に唐津ペット霊園、ペット天国というのが設置されたというふうなところで、私たちもそこに行ってまいりました。確かにきちっとしたのができておったという状態でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) 唐津市波戸岬国民宿舎条例の一部を改正する条例制定についてお答えを申し上げたいと思います。 4点ほどあったと思いますが、まず1番目に、名称の改正理由についてでございます。唐津市には、現在四つの国民宿舎を運営をいたしておりまして、そのうち1カ所が管理運営委託をいたしております。残り3カ所が直営で運営をしておるところでございます。波戸岬の国民宿舎を除く他の国民宿舎の名称につきましては、例えば国民宿舎虹の松原ホテルというように国民宿舎を先につけて条例を制定しておりますけれども、波戸岬国民宿舎の設置条例だけが後ろに来ておるわけでございまして、表記の仕方を統一するために今回改正をするというものでございます。 それから、2点目の施設の規模でございます。全体の延べ床面積が1,969.58平米となっておりまして、レストラン部分が482.97平米で、100名利用可能なレストランと100名利用可能な宴会室、研修室となっておるところでございます。浴室、管理部門が736.84平米で、30人対応の男女の大浴場、サウナ室及び事務室、ロビーとなっておるところでございます。客室部門が481.44平米で、4人の定員の和室が3室、洋室ツインが5室、6人定員の和洋室が2室、障害者用の洋室が1室となっておるところでございます。また、離れの客室が268.33平米でございまして、6人定員の客室で5棟となっておるところでございます。合わせまして全部の客室が16室で、定員が66名となっておるところでございます。 3番目に稼働計画ということでございますが、これは運営方針についてということでよろしゅうございましょうか。最近の宿泊客のニーズは、その設置されたロケーションあるいは食、サービスが重要な要素になっておるわけでございまして、当該施設は玄海国定公園内の風光明媚な場所に位置をいたしております。全客室、レストラン、大浴場からの海、島々、夕日、それからいさり火等の眺望は利用者にいやしと安らぎを与えると、絶好の場所に設置をされるというふうに思っておるわけでございます。そういった口コミによる利用者の増、また多くのリピーターが期待できるというふうに我々も期待をしておるわけでございます。食につきましては、地元の生産者からの仕入れによる海産物、野菜、そして果物などを使った新鮮な料理を提供いたしまして、波戸岬独自のメニュー、名物料理の創作によりまして利用者に満足を与えていきたいというふうに考えておるところでございます。サービスにつきましては、民間のノウハウを導入いたしまして、そのサービスに努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。オープンにつきましては、平成17年、来月の7月15日、金曜日を予定をしておるところでございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) 田中秀和議員さんのご質問にお答えいたします。 携帯電話119番通報直接受信装置設置工事費について、事業内容と現在119番はどのように対応しているかというご質問でございまして、現在管轄外からの通報があった場合は、該当消防本部の一般加入電話に通報者からかけ直しをしてもらうか、または消防で内容を聞きまして、該当する消防本部へ連絡する方法で対応をしております。 今回の直接受信装置設置工事によりまして、管轄以外の地域から携帯電話で119番を受信した場合は、専用の回線を使用しまして、関係する消防本部へ転送することできることになり、災害通報時間の短縮が図られ、住民サービスの向上を図ることになります。 もう一点、自動体外式除細動器整備費につきまして、事業内容をということでございまして、お答えいたします。救急車積載用につきましては、救急救命士以外の救急隊員及び一般消防隊員でも平成16年7月から一定の条件下で自動体外式除細動器を使用することができるようになったことから、高規格救急自動車ではない中部派出所の救急車に自動体外式除細動器を購入、積載し、配備することにより心肺停止者の救命処置を行い、地域住民の救命率の向上を図るものでございます。 また、全自動体外式除細動器、いわゆるAEDトレーナーの整備につきましては、これまで住民の方によるAEDの使用は認められていませんでしたが、平成16年7月に厚生労働省の通知により、住民の方も救命講習を受講すれば、AEDの使用が認められることになり、この講習会に必要なAEDトレーナーを整備するものでございます。 事業費でございますが、自動体外式除細動器1基286万7,000円、AEDトレーナー1基10万4,000円、これを2基20万8,000円、合計いたしますと307万5,000円の事業費でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 細部にわたり質疑を続けてまいります。 まず、予算編成に当たり市長よりご答弁いただきました。6月補正予算は、新唐津市長最初の政策予算でありますと。最初8億円余りの補正額から、先ほどご答弁ありましたように出前講座、また現場を直接見たりですね、また支所長からいろいろと思いを聞いて、その政策費用が4億円ぐらい膨らんだというご答弁でありました。節約による節約の中で、新市長の政策予算のプランニングということであり、新市長の大変な中でのかじ取り役だと考えております。船長である市長初め、1等航海士である各部長の皆様方の再度唐津丸の財政プランをしっかりと検討をし直してですね、収支のバランスに苦慮した予算運営をしていただきたい、また財政計画をしていただきたいなと思っております。 予算については後がありますので、1点だけお伺いをいたします。市長も先ほどご答弁の中にありましたように、各種財団法人等の事業を今回獲得をしてきていただいております。提案理由説明の中で言われたと思いますけども、他人の財布で事業を行うことは大変財源確保の手段としては大いに期待するところであります。そこで、今後も各種財団法人等の助成金の獲得に、いただけるものは全部もらう覚悟で助成金の獲得に頑張っていただきたいと思いますけれども、その点について市長のお考えをお聞きしたいと思います。また、そういう財団の助成金が市民団体、企業向けの助成事業も数多くあるようにお伺いしております。これらの情報等を提供して、市民団体、企業に元気の出る施策の展開を大いに期待しておりますけども、市長、この点についてのお考えもお聞かせください。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇)
    ◎市長(坂井俊之君) ご質疑にお答えを申し上げます。 各種の財団法人の助成等を活用した助成事業を活用していくということをもとの中でも、今回の予算の部分の中でもお話をさせていただいたところでございますが、現在、今回ふるさと財団、それから大鍋の会議の方も、あれも助成でございまして、この助成金をうまくつなげて、仕組んで、それを使っていくということが今僕は最も大事なことだろうと思いまして、財源にはやっぱり限界がありますので、そういった部分、我が唐津市が関連をいたしております各種特殊法人並びに財団法人の方から、その助成事業を調べて、探して、そしてそれにつなげていただいてくるということが、これから大きな一つの課題であろうというふうに思っております。 議員さんご承知だと思いますが、例えば一つ例にとらせていただければ、唐津市は競艇事業がございまして、競艇事業と言えば日本財団がございます。高島の生活をなされている皆さん方、高島の桟橋が壊れてしまいました。そのままいけば3,000万とお金が建設に投じなければならないというところだったんですが、あれは日本財団にお願いをし、そしてまた日本財団から丸ままいただいてくるというような形であの浮き桟橋を設置をしたという経緯もあります。いろんな意味でそういったものを、ただこれだけは本当に議員さんご指摘のとおりネットワーク、アンテナ張っていなければ、なかなかこれができないものでございまして、今うちの唐津市の職員も福岡市並びに佐賀県、そしてまたふるさと財団等に出向をさせておりますので、この出向させております職員の方からのもちろん情報はもとより、私自身のネットワークを使いながら、いろんなこの助成の情報を得、そしてそれを仕組んで、皆様方の少しでも文化や、あるいは歴史、そしてまたまちづくりといった方向で予算が、助成がいただけないかというような仕組みをしっかりしているところでございます。 議員さんご指摘のとおり市民団体、企業向けという意味でも私どもの方の起業企画課の方で、これからいろんなそういう各団体の、そして各助成があります。これは、自治体にしてもそうです。県にしても国にしてもあります。財団にしてもあります。そういった部分をしっかり情報をですね、まず我がところの方で集めて、それを市民の企業の皆さん、まちづくり団体の皆さん方にご提示をして、それをどう使いをしていっていただくかという部分についての仕組みづくり、体制づくりもこれからやっていきたいと、かように思っております。そういった意味で限られた財源の中で、しかもかつ唐津市の優位性、特異性を生かしながらこの助成事業を生かしてまちづくり、そして総体的な唐津の地域の宝といったものを全国に発信をしていくための起爆剤にしていきたいと、かように思っております。今後ともそういった意味で助成事業を、我が方にもそうですが、我が市役所にもそうですけれども、各企業や民間のまちづくりの皆さん方に使っていただけるような仕組みをしっかりしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ぜひ今言っていただきましたようにアンテナを今しっかり張っていただいておりますので、そういった意味では市民団体、各企業向けにですね、ぜひとも元気の出る、そういう補助金等の情報等もお知らせして、唐津全体挙げてですね、元気の出る施策を展開していただきたいと思います。 それでは、次に進みます。条例議案第126号 唐津市ペット霊園の設置等に関する条例制定について再質疑を行います。先ほど部長より答弁をいただきました。制定の設置に至った経緯ですけども、市民の方より、まずお尋ねがあったと。そして、唐津市でもトラブル発生が生じかけたということで、それを未然に防ぐために設置に至ったという答弁だったと思います。また、該当する施設は、大平山斎場にある施設と平成16年6月に和多田の西山にオープンした現在2カ所だというご答弁だったと思います。先ほど言いましたように、全国的にも本当にこの問題についてトラブルが生じているのは事実です。唐津市でもですね、先ほど言われたような観点から、先見的な見地から、この条例の制定をされようとしていることは大いに評価できると私も考えております。今回の条例ではですね、設置場所を指定するのが大きな内容だと思っておりますけども、トラブルがあった自治体の問題では、都市計画区域内や民家近くに突然としてこのペット霊園が建設されたと、そういったことで住民とのトラブルに至っているのが現状です。私自身がですね、勉強不足だったのかなと思うんですけれども、今まで都市計画法や建築基準法、農地法、また焼却炉の規制ですね、大気汚染防止法などで、このペット霊園の設置は規制できるんじゃないかなと私自身も考えておりましたけども、よくよく調べてみますと、どうも規制がかけられないようであります。その点は納得はしたんですけども、特に私としては焼却炉の設置規制でですね、最初は規制ができるんじゃないのかなと思っていましたけども、それが規制がかけられないと。そうなれば、今回の条例の中にもう少し焼却炉に対する設置規則を強く行っていくべきじゃないのかなと私自身は感じるところですけども、この点についての環境部長のご見解をお示しください。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) お答えいたします。 焼却炉に関する規制をどう考えているかということでございます。焼却炉につきましては、産業廃棄物の処理及び清掃に関する法律の施行規則第1条の7、一般廃棄物を焼却する焼却炉の設備の構造に準ずる規制を設ける予定でございます。これは800度Cの焼却、800度C以上で廃棄物を焼却できるものであること等々の規制がございますので、それをいたしたいと思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 済みません、もう一回確認します。 そういったその今言われたような規則ですね、それを、済みません、規制するためには規則でそれを運用していくというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) それについては、先ほど申し上げました規制を規則によって設けたいと思っております。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 焼却炉の規制は、規則の方で制限を設けるということであります。ぜひともですね、においや灰などの大気汚染につながらない構造の炉の設置等もですね、指導していただきたいと考えております。 次に、この条例のですね、先ほども言いましたように大きな目的として、ペット霊園の設置場所に制限を設けることが第1の目的であると思っております。条例の中では、都市計画区域の区域外であること、そして公共施設及び居住する建物から100メートル以上離れていることなどの基準があるようです。その中に、やはりどうしても地元の同意等も必要な許可基準に値するんじゃないかなと私自身は考えておりますけども、この点についてのお考え方をお示しください。 また、先ほど言われました、ほかの規制で制限されている分を多分規則でカバーしていかれるんだなと思っておりますけども、この点についてほかに規則で規制を、制限をかけようとするものがほかにあるのかどうかお伺いをいたします。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) お答えをいたします。 規則によって規制をかけようとするものでございますが、さっき申されました設置場所の地元同意等も必要ではないかということでございますので、隣接土地所有者の同意ということも考えてみたいと思っております。そのほかにつきましては、施設全体の構造を規制する。例えば汚水が排水される場合は、汚水を適切に処理するような設備、構造を有すること、それとほかには水はけ等の悪い土地でないこととかですね、そういうものを規制をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ありがとうございました。規則によって制限をかけていく中に、地元隣接者の同意、また構造上の汚水、排水等の施設の規制など、規則によって制限をかけながら、本当に住民の居住空間の整備にですね、努めていただきたいと考えます。この点についてはわかりました。 次に、条例議案132号 唐津市波戸岬国民宿舎条例の一部を改正する条例制定についてお伺いをいたします。先ほど部長よりご答弁をいただきました。鎮西町波戸岬の国民宿舎が平成17年7月15日にリニューアルオープンするということであります。名称に関しましては、他の国民宿舎の条例の一元化と、私自身やはり愛称、ネーミングというのはやっぱり親しみやすい、愛される名前、呼びやすいですね、そういう名前にするために、やはりそういう響きの中から今回こういう名称変更に至った経緯もあるのかなと思っております。また、施設規模、そして運営方針、本当に今部長から説明をしていただいたのを聞いていますと、新唐津の観光の名所になっていく施設なんだなと私自身胸を奮い立たせていただきながら聞かせていただきました。新唐津市の観光の課題は、皆さんご承知のとおり観光客の滞在時間のアップであり、いかに宿泊客を獲得するかであります。そこで、この新唐津市の観光を大きく左右する、この波戸岬国民宿舎の施設のオープンだと大いに期待するところでありまして、そこで利用者に喜んで利用できる施設になるための観点からご質疑をさせていただきます。 今回提案なされた条例の中で、本日宿泊利用料金の改正も別表で掲示をして、訂正がなされましたので、宿泊料金ではなくてですね、宿泊利用者の利用時間についてお伺いをいたします。宿泊利用者の利用時間は、午後4時から翌日の午前10時までとし、以後引き続き客室を利用する場合は休憩利用時間に準じた額を加算するとなっております。この利用時間の検討をどのように行われたのかお伺いをいたします。 利用者、特に家族連れの旅行客については、ホテルにチェックインできる時間、チェックアウトされる時間が大変今重要視されております。そういった意味では、この利用時間枠の拡大の議論はなかったのか、その点についてお伺いをいたします。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたしたいと思います。 利用時間の設定については、今回の条例改正の中で2日以上継続して滞在するという者を2泊に改正をしたわけでございまして、その際、その文言の解釈とあわせて検討したわけでございます。レストランでの昼食の営業をするということ、それから部屋の清掃あるいはリネン関係の取りかえ等の時間配分を考慮した場合に、若干時間を、チェックインを早めることがちょっと無理があるんじゃないかなというふうに考えておるところでございます。 また、休憩利用料金を設定して運用することにしておりますことから、時間の変更についてはですね、従来どおりの4時と10時のチェックイン、チェックアウトの設定をさせていただきたいというふうに思っておるわけでございます。ただ、宿泊客の要望に応じまして、ご指摘のとおりその時間の拡大につきましては、市内のホテル等も調べてみたわけでございますけれども、チェックインが午後3時、そしてチェックアウトが翌午前11時ということで設定されておる宿舎もございますし、今後利用者の声も十分聞きながら、そこの拡大については配慮していきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 利用時間については、今後利用者の声を聞きながら検討していただくということでございます。今言っていただいたように利用時間に関しましては、3時から11時、もしくは2時から12時とですね、もうさまざまな取り組みの中で今利用客を獲得するところが多くなっておりますので、その点いろいろと調べていただいてですね、もちろん施設運営の状況等絡んできますので、その点ご検討をよろしくお願いいたします。この点についてもわかりました。 次に、一般会計議案の消防費中、携帯電話119番通報直接受信装置設置工事費についてお伺いをいたします。消防長より事業内容の答弁をいただきました。現在携帯電話から119番に通報した場合には、携帯電話の電波は一番近い管轄の消防署につながるということで、所轄消防署外にかかる場合には場所等を確認して、所轄の消防署に再通報をしたり、もしくは電話番号を教えて、かけ直していただくようにされながら対応をされているという現状のようです。今回の工事で119番にかかってきた電話を、その受信場所を確認して、そして転送する転送装置を今回設置される事業だと私自身理解をいたしました。私この事業名を見たときにですね、直接受信装置という工事費でしたので、携帯電話を私がかけると、私の居場所をおのずから察知し、そして自動的にそういう所轄に飛んでいく装置を今回設置されるのかなという誤解をしたんですね、この事業名から。ですから、転送装置をつけられるということになればですね、自動じゃなくて転送装置設置工事費という名称でもいいのかなと。もうただ単にそういう疑問を抱いたわけですけども、ちょっとお伺いしたところ、この事業は全国的に消防庁からの事業だそうで、この工事費を使っておりますということも聞かせていただけました。そうなればですね、一つまた思ったのが全国的にそういうふうな事業だったら、なぜ国の補助がないのかなと私自身疑問に思ったのが1点でございます。また、先ほどありましたように県境からですね、私がもし119番をしたときに、受信者が自分の居場所がわからないんですね、どこなのか。ここが佐賀県なのか、ここが福岡県なのか、そういったときに自動的に察知していただければ飛んでいくんですけども、結局今言われたように一番ところにつながって、そこでどこどこなんですよって言えない場合の対応とかはですね、今後も変わらないような状況の中でこの施設を整備されても変わらないんじゃないかなという疑問のこの二つがあるんですけども、消防長、この点についてお示しください。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) お答えいたします。 1点目の、これは直接じゃなくて間接じゃないかというふうなご質問ですが、これはですね、平成16年3月23日、消防庁の方からですね、携帯電話を用いた119番通報直接受信システムの移行についてという文書が来まして、現在は全国的に先ほど申しましたような形で受信をしておるわけですが、今言いましたように、この直接受信システムに移行をですね、17年度から行いなさいと、そうした場合、これは都道府県単位でやってくださいというふうな文書が来まして、佐賀県におきまして検討をいたしまして、佐賀県は17年度でやろうというふうな申し合わせを行って今回予算をお願いしたところでございます。 それから、県境近くでかけた通報者本人がその場所がわからないんではないかということですが、これはもうご承知のとおりでございます。そこでですね、福岡県におきましては清涼飲料水の自動販売機にですね、そこの住所を張るようなことをですね、その業者にお願いをして現在進めておるということを伺っております。それで、全国消防長会、我々の組織の中でですね、そういう全国的な飲料のメーカーの方にですね、お願いをして、今後自動販売機のところにですね、そこの場所の表示をしていただいてですね、通報者がそれを見て場所を確認するということが現在考えられております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) 先ほどお答えを一つ漏らしておりました。財源につきましてはですね、私もちょっと勉強不足で、よくちょっとつかんでいないんですが、地方交付税の中でですね、この移行についての工事についてはですね、算入されているというふうなことでですね、確認というんですか、理解しておるところでございますが、具体的にですね、直接的なちょっと財源については、今ちょっと私としては明確な答えはお持ちしておりません。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) じゃ、財源については後ほどご答弁いただけると思いますので、もう一点、先に進んでおきます。 そうなればですよ、全国的なことでこの事業を展開していくという消防庁からの通達だったと。そして、佐賀県においては、17年でやりますということですけども、結局佐賀県だけが行っても隣接の県がこの事業を展開しておかなければですね、どうしようもないと私は思っていますけども、この点について隣県の福岡県、長崎県の取り組み状況をお聞かせください。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) お答えいたします。 隣県であります福岡県、長崎県につきましては、佐賀県同様17年度に工事を実施するということで伺っております。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) それでは、次の消防費中の自動体外式除細動機器整備についてお伺いをいたします。 それぞれの単価をお示ししていただきました。そうなればですよ、今回、先ほど答弁なされたように高規格救急自動車が整備、配置されていない北波多中部派出所にこの機器を導入すると。そして、心肺停止者の応急手当等の設置をして、救急効率を上げていくということだと思っております。そうなればですね、この高規格救急車が西部分署に配置される計画があるのか、その点についてお示しをください。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) お答えいたします。 西部分署はですね、今回予算に、今年度お願いしておるところでございまして、ことし、今年度じゅうには西部の方には高規格救急車が配備するようになっております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 消防長から今ご答弁いただきましたように、今回議案の中で高規格救急自動車が西部分署に配備されるという議案をいただいております。3,000万余りですかね、1台。そういった中で、その配備がされていない、今回この自動体外式除細動器をですね、中部派出所に今配備されておりませんので、これが必要だというのが今回の議案だと私理解をしております。ですからですね、そうなれば早急にこの高規格救急車がですね、今回西部地区ですけども、北波多中部地区にも必要になってくるんじゃないかなと私自身思っておるんですけども、その計画があるのか、その点についてご答弁をお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) お答えいたします。 車両の更新につきましては、使用年数、それから走行距離、損傷状況、また更新には多額の費用が必要でございますので、財政的なことも勘案し、消防車両の更新整備をお願いしているところでございます。 中部派出所の高規格車につきましても、更新整備は今後今言ったようなことをですね、踏まえながら更新整備を行っていきたいと考えております。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 3月の一般質問でも言いましたように、北波多の中部派出所のですね、機能、設備、もっともっとやはり向上させていく必要性があると思いますので、その点、今ご答弁いただきましたので、ぜひとも十分な消防、救急の均衡した整備を図っていただきますようお願いいたします。 最後に、先ほどの財源についてご答弁いただけましたらお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) お答えいたします。 国の補助につきましては、現在検討中というふうなことでございます。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) ちょっと予定外の今答弁が来ましたので、要するに国のですね、済みません、消防庁からのお達しで今回この119番通報装置がですね、予算に上がっているんですけども、国の補助的なものが今検討中の中ですね、今回計上するものが適正なのか、それともそれを待って、やはり使えるもの、いただける財源、そういったものをしっかり使っていくというのが予算査定の段階じゃないのかなと私思いますけども、この点についての答弁、総務部長ですか、よろしくお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 根岸総務部長。          (総務部長 根岸 保君登壇) ◎総務部長(根岸保君) 田中議員さんのご質問にお答えをいたします。 議員さんのご指摘の、考え方はそのとおりだと思いますが、この消防の事業は何しろ市民の財産と生命を守るということで、大事な事業でございます。また、査定中に消防長が申されますことは、県内一緒にこれを整備をしないと用を足さないという強いご意志もございましたので、一般単独財源ではございましたが、いたし方ないというふうな査定結果でございます。どうぞご理解をいただきたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 田中秀和議員。 ◆15番(田中秀和君) 考え方はですね、わかりました。確かに今言われたように市民の財産、生命を守るシステムの導入です。一刻を争うこともありますので、この議論をですね、していくかどうかというのはまた改めて勉強していかなきゃいけないなと思っております。まだ委員会等があります。 それで、1点、その議論したいのはですね、そのシステムを入れることによって本当に180度転換できるなら、私は必要だと思うんですよ。しかし、今議論したように、今も受けて、そして電話で所轄に電話をされているんですね。ただ、それが電話をする手間が転送する手間に変わると、この費用なんですよね。ですから、これが果たしてどうなのかなというのが私言っている点ですので、これはもうこの場では議論をいたしませんで、委員会の方でまた、総務教育委員会の方でご検討していただいて、その点また私も勉強していきたいなと思っております。 ただ、消防におかれましては、今回広域行政から唐津所管部局に移行されてですね、消防予算もこの議会の中でやっと議論ができるようになりました。唐津市民の皆様も大いに期待をしているところでありますので、市民の生命と財産を守る大きな使命を担っていただいている消防署のご活躍を私自身お願いをいたしたいと思っております。これで私の議案質疑を終わります。 次に、唐創会の持ち時間で質疑がなされていくと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) 23番議員、平野潤二でございます。議案の質疑をさせていただきます。 補正予算の総括については、田中秀和議員の方からなされましたので、私は補正予算の細部についてお伺いしたいと思います。 まずですね、補正予算の17ページの保健衛生費のことについて伺います。21世紀は環境の世紀と言われて、国民の環境に対する関心を喚起するということで国の方もいろいろやられておるようでございますが、唐津市環境基本計画策定費が今回補正として上がっておりますが、これは条例の中にも定めなければならないと書いてありますが、この内容はどのようなものになるのか伺いたいと思います。 次に、農林水産業費の中で、19ページの農村環境整備事業補助金、それから農業用施設改良事業費、似たような事業メニューが上がっておりますが、この内容についてご説明お願いいたします。 3点目に、23ページの商工観光費のことについて伺います。地域再生マネジャー事業ということで補正が上がっておりますが、5月の25日の佐賀新聞にも特集として載りましたが、観光戦略、資源を生かした新ルートということで、市民の方もかなり期待されておると思います。また、そして市長の公約の中にもありましたように、農林水産業、商工業とを組み合わせた観光戦略を行うということで、今回の補正予算の中では一番の目玉ではないかと考えております。まず、この事業の内容についてご説明をお願いいたします。 以上、1回目の質問を終わります。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) 平野議員さんのご質疑にお答えいたします。 観光基本計画を策定するということで、まず内容的なことだったと思いますけど、法的根拠についてはですね、国の環境基本法第7条に、地方公共団体の責務として国の施策に準じた施策及びその他の地方公共団体の区域の自然的、社会的条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務があると規定をされております。また、佐賀県環境基本条例第5条にも市町村の責務として、市町村は基本理念にのっとり環境保全に関し、その他の市町村の区域の自然的、社会的条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務があると規定をされております。これらの規定に基づきまして、唐津市環境基本条例第7条で、市長は環境保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、環境の保全に関する基本的な計画、環境基本計画を定めなければならないと規定をされております。この環境基本計画は、2カ年の事業となっておりまして、17年度におきましては内容的にはいろんな調査をいたします。そして、18年度にその調査した内容によりまして環境審議会に諮問いたしまして、内容的なものを詰めていくというようなスケジュールにいたしたいと思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) 農村環境整備事業費についてご説明を申し上げます。 農村環境整備事業は、国や県の補助事業にのらない事業でございまして、旧自治体の中でですね、事業の種別それぞれ異なっておりますけども、基本的にはですね、農村地域の住環境の改善のための事業で、集落道路の舗装とか、水路の整備、補修等を行うもの、それから農業用に使用する水利施設でございまして、用排水の暗渠とか、ため池、その他附帯施設の新設改良及び補修、それから3点目に農道の舗装工事、それぞれございますが、採択要件を要綱において定めましてですね、行っております。財源は、市単独の予算でございます。事業主体はですね、地元区や生産組合等が行うもので、補助事業の形をとっております。工種によりましてですね、補助の割合が40%から50%となっております。 次にですね、農業用施設改良事業でございますが、本事業はですね、地元の意向を受けまして、市が発注する形をとっております。浜玉町区域が対象でございましてですね、地元負担としまして農道整備が25%、水路が10%の負担金をちょうだいしまして実施いたすものでございます。なお、本事業もですね、国、県の補助事業として採択をされないものに限って施行いたすものでございます。事業は、横田上の長田、江川地区の排水路でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたしたいと思います。 この地域再生マネジャー事業費についての、唐津では観光振興ということでやるわけでございますけれども、その再生マネジャー事業そのものについてご説明をまず申し上げたいというふうに思うわけですけれども、国におきましては近年の社会経済情勢の変化に対応して、地域経済の活性化、地域における雇用の創出、そのほか地域の活力の再生を図るために官民の適切な連携のもとに地域の創意工夫を凝らしながら、自主的で、自立的な取り組みが重要であるというふうに考えられておるわけでございまして、国がその支援を行いながら、我が国の活力の原点であります地域の活力の再生を加速しながら、持続可能な地域再生を実現する事業を展開されておるわけでございます。その事業の一つに、地域再生マネジャー事業があるわけでございまして、これは財団法人地域総合整備事業団、通称ふるさと財団と申しますが、総務省と連携をいたしまして事業が行われておるわけでございます。市町村の地域再生に係る取り組みに当たりましては、具体的、実務的ノウハウ等を持つ企業または人材に関する情報を市町村に提供いたしまして、市町村が当該企業を地域再生マネジャーとして選定をいたしまして、その地域再生に係る業務を委託することで地域の再生を図っていこうとするものでございます。 それで、本市におきましては、観光振興を目的として事業を行うことにいたしております。唐津市の持つ地理的特性や古代からの大陸との交流の歴史的特性を地域の活性化に結びつける手段といたしまして、観光を地域の産業活性化策として展開をしていこうとするものでございます。そのためのノウハウを有するマネジャーの支援を受けることが必要でございます。具体的には、唐津市の特性を取り入れた新しい観光ルートの創出を通じまして、地域の資源、素材の発掘調査、分析のノウハウの向上や情報発進力の強化、観光客へのホスピタリティーの向上、観光に関する人材の育成などを目指すものでございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) まず、衛生費のことから伺いたいと思いますが、条例の中でですね、市長は観光唐津市環境審議会の意見を聞くとありますがですね、この審議会のメンバーは何人ぐらいで、どのような会議をなされるものですか。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) お答えいたします。 環境審議会の委員の構成でございます。まず、学識経験を有する者を2名、市議会議員さんを6名、市及び関係行政機関の職員2名、それから市長が特に必要と認める者8名ということで、計18名で構成をしております。なお、市長が特に必要と認める者の選考につきましては、本庁、各支所から推薦された方々にお願いをいたしております。 任期につきましては、17年6月1日から2年間となっております。 また、この中で女性の登用につきましては、18名中7名の委員の方が女性でございまして、登用率は38.9%でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) これは、2カ年、17年度、18年度で行う事業でありますが、その策定費のトータルでどのぐらいかかるのか伺います。 また、財源でですね、特定財源ありますが、これはどのような財源を使われる予定ですか。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) お答えいたします。 17年度に493万5,000円をお願いいたしております。それから、18年度に予定しておりますのは535万5,000円、合計で1,029万を予定しております。 事業費の財源といたしましては、佐賀県合併市町村交付金を財源といたしております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) こういう計画書とか、いろいろ多額の金を要してですね、費用を要してつくられるわけなんですが、絵にかいたもちというか、そういう部分がかなりあるように思うんですが、環境基本計画書策定後の環境政策はどのように考えておられますか。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) 環境基本計画の中にですね、環境の行動計画も一緒に策定いたしまして、その行動計画に沿って環境行政をやっていくというふうに考えております。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) わかりました。 それでは、次にいきます。農林水産業費、農業用施設改良事業費はですね、当初予算で1,000万の予算が組んであったと思うんですが、今回の補正の原因はどういうことでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) お答えをいたします。 当初においてですね、予算をいただいたものに加えてですね、今回肉づけということでですね、予算をちょうだいいたしたものでございます。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) この肉づけというのは、市長さんが出前講座あたりで要望があったのか、それとも各支所からの要望で、どうしてもやらなければならないという形で補正になったのか、その点はどうなんですか。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) お答えをいたします。 支所の方から強い要望がございまして、予算をちょうだいいたしております。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) 農村環境整備事業補助金というのは、5地区だけで、そして農業用施設改良事業費というのは浜玉町の事業ですね。この事業の今後の全市への展開はどのように考えているんですか。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) お答え申し上げます。 農村環境整備事業でございますが、先ほどの農業施設改良事業ふえましてですね、いろんな地区にですね、補助事業としてやる、また市の事業として採択するということになっております。ただですね、いろいろ当初予算におきましてもですね、ご希望の農地整備事業費とか、排水路しゅんせつ助成事業、農道新設改良事業、農業用用排水路整備事業費と類似ものが多々ございます。そういったことからですね、全市にての展開という形にはなっているというふうには思っておりますが、それぞれ個別の名称、事業の名称がさまざまでございまして、非常にわかりづらいなというふうに思っております。 それから、先ほどの浜玉分のですね、事業におきましてもですね、これにつきましては市が事業主体という形をとっていることからしましてですね、これも一つの投資的な事業にできないものかなというふうなことは考えておりますけども、事業のやり方そのものがですね、違っていることもございますので、その辺については今後検討いたしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) この件については最後になりますが、そのいろんな事業がある中でですね、そういう要望箇所の取りまとめとか、その事業量の調査というのはやられておりますか。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) お答えいたします。 当初予算にですね、お願いするときにですね、地区の要望等をですね、伺いながらですね、予算化を図っていくというふうな形をとっておりますので、来年度以降にですね、どのくらいあるかということについてはですね、つかめておりません。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) 次に、地域再生マネジャー事業のことについて伺いますが、内容については詳しく説明受けましたが、ちょっと細かいところについて質疑をいたします。 市民NPO関係団体市職員等によるプロジェクトチームの結成とありますが、このプロジェクトチームというのは人数が何人ぐらいになるのか、またその団体のかかわりがどうなるのか伺いたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたします。 プロジェクトチームの構成についてでございますけれども、現段階ではマネジャー自体が決まっておりませんので、マネジャーが決まりまして、マネジャーといろいろ相談をしながら、そのプロジェクトチームの構成については考えていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) この事業はですね、情報によると単年度ではないというふうな、2年、3年と続けてやるというふうな情報もあるんですが、そのことについてはどうでしょうか。 それから、モニターツアーの実施はどういう形でやられるのか。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたします。 この地域再生マネジャーは、16年度から18年度まで3年間の事業でございます。それで、16年度につきましては、認定された事業が11事業ございまして、聞きますとそのうち10の事業が継続をされるというふうに聞いておるわけでございます。私どもは、あと地域再生マネジャーとこのプロジェクトチームを立ち上げて、この再生について論議をする中で、そして最後のですね、プランの中でまだまだ時間が足りない、まだそのアクションの部分までですね、やる必要があるということになった場合にはですね、その時点で継続してお願いすることになるかもわかりませんけども、先ほど申し上げますようにマネジャーが決まった時点でですね、いろいろまたその辺も考えてみたいというふうに思っておるところでございます。 それから、モニターツアーにつきましても、今のところ具体案はございません。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) 16年から18年度までということですが、今回ですね、1,000万のふるさと財団からの補助金がついておりますが、2年目、3年目はどういう形になりますか。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えいたします。 この事業につきましては、補助金について3分の2を補助すると。そのマネジャーと契約をした額の3分の2を助成額になっておりまして、その上限額が1,000万ということになっております。ですから、先ほど申し上げましたように次年度、またさらにこれをお願いするということに仮になった場合にはですね、その幾ら必要になるかというのはまだ今の段階ではわかりませんので、その補助の要綱の中でそのことについてはお願いをしていくということになろうかと思います。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) ふるさと財団からですね、その補助金を受けるわけなんですが、その成果とか、評価の報告というのはどういう形になりますか。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えいたします。 この地域再生マネジャーと契約いたします際に、当然どういった形で進めるかという、そのスケジュールも含めて決めていくわけでございまして、少なくとも3月いっぱい、年度中にはその成果をですね、きちんと報告をすることになるというふうに思っております。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) この説明の中でですね、これは市長も以前言われたことなんですが、市職員もそのマネジャーの事業の中、マネジャーとは言っていなかったですね、そういう旅行業の資格を取らせて、将来携わらせるということですが、その職員は何名ぐらいを考えておられますか。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇)
    商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたします。 市長さんの公約の中にですね、市の職員にも旅行業の資格を取らせてはどうかということで、その資格者を唐津の観光振興にですね、寄与させていくということの公約がございまして、今私の方で準備いたしておりますのは、職員に対して旅行業の資格を取ることについてですね、今希望をとっております。それで、最低5人はですね、受験をさせて、その資格を取らせたいというふうに考えておるわけでございますけども、当然その試験が7月中にあると思うんですが、仮にその資格を取りましたら、私どもはそのプロジェクトチームの中の一員として参画をさせていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) 今のことについてちょっと確認しますが、そういう資格を取った人は商工観光部に配置して、それに専念させて事業効果を出すべきじゃないかという考え方があるんですが、その点について市長はどう思われますか。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 平野議員さんのご質疑にお答えを申し上げたいと思います。 るる詳細につきましては、今松尾部長の方からお答えをいたさせた内容でございます。もっともおっしゃるとおり、今回、一番ベストは商工観光部の中からというのも一つ考え方としてあるんですけれども、いろんな意味で観光課を経験した人間がほかのところにやっぱり行っている可能性もあるんですね。全部、全職員の中でそれぞれやっぱり観光に対してすごく思い入れを持っている職員も中におるという話を伺いました。そして、また今回募って、一応最低5人ということで試験を受けさせるわけでございますけれども、その中でこの事業、地域再生事業の中でいろいろ議論をしながら、当然その中に入ってプロジェクトの一員として進行役をやっていただくわけですけれども、中で将来的にですね、今議員さんがおっしゃるような観光課プロジェクトという形での本格的スタートというふうな形に将来的には考えております。まず、それを立ち上げるための一つ仕組みをしているということでご理解いただければと思います。全力で頑張ってみたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 平野議員。 ◆23番(平野潤二君) 市民の方も、先ほど申したようにかなり期待されておる部分がございますので、頑張ってください。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 13時に再開することとし、休憩します。                   ~~~~~~~~○~~~~~~~~                     午後 零時00分  休憩                     午後 1時01分  再開                   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(熊本大成君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案質疑を続行します。 ご質疑ございませんか。 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 11番、笹山茂成でございます。午前中に引き続きまして唐創会の議案質疑をいたします。 まず、1点目に17年度6月補正予算概要の中から、起業プランニング事業費とありますが、これについてお聞きします。市民と行政、各産業が連携し、地域みずからの発意により、新たな産業を起こし、雇用の創出と地域の活性化を図るものとありますが、その事業内容についてまずお聞きします。 2番目に土木費中の、これも新しい事業になっておりますが、菜畑西の浜線道路改良費、都市計画道路の整備事業着手に当たり、計画決定の変更にかかわる業務を行うものとありますが、これも都市計画道路の整備状況はどんなふうになっているのかお聞きします。 3番目に補正予算に関する説明書の中で、17ページにありますが、湊火葬場解体費についてお聞きします。これは、私が一番初めに議員になりましたときに、もう既に老朽化したために廃止になった湊火葬場をどうするのかと質問したときに、3年以内に解体しますということでありましたが、約束どおりに3年以内のことしにしてもらうようになっておりますが、その事業の内容についてお伺いします。 これで1回目の総括質問を終わります。 ○議長(熊本大成君) 坂本地域振興部長。          (地域振興部長 坂本 陞君登壇) ◎地域振興部長(坂本陞君) 笹山議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。 まず、起業プランニング事業、これの事業内容はいかがなものかにお答えさせていただきます。この目的と予算の内訳等について説明をさせていただきます。この事業が目的とするものは、市民と行政、それとそれぞれの産業がともに連携を持ちながら、21世紀の時代を見据えながら地域みずからの発意により新たな産業を起こし、地域の活性化と雇用の場の創設を図ることにございます。議員さんご案内のとおり平成15年9月の合併協議会、ここにおきまして21世紀型新産業創出に関する報告書が提案されております。その折、新市において自然環境を保全、活用し、少子高齢化社会に対応した21世紀型の新産業の創出を掲げ、新たな雇用、就労の場の確保を目指すといたしております。起業企画におきましては、これらを踏まえながら新市において新しい産業の創出を図るため、関係機関と現在連携を深め、鋭意努力してまいりたいと考えをいたしております。今回の予算の内訳につきましては、一つは起業アドバイザーに関する経費といたしまして、委託料の142万9,400円、それと事前協議等に係る経費といたしまして、旅費等を15万3,800円程度を計上させて、合計158万4,000円を今回予算を計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 笹山議員さんのご質問にお答えいたします。 菜畑西の浜線道路改良費の中で、市の都市計画道路の整備状況はどうなっているのかというご質問だと思います。本市の都市計画道路は、合併後旧浜玉町、相知町、呼子町の8路線がふえて、55路線となりました。その都市計画決定の延長路線は18.14キロ増加をいたしまして、合計で92.04キロメートルとなっております。その整備に当たっては、路線ごとに国、県、市それぞれが実施主体となって、現在まで整備を進めてきておりました平成16年度末現在での改良率は63.3%となっております。 次のご質問の湊火葬場解体工事についてでございますが、内容はどういうことかというご質問でございました。今回の解体工事の内容でございますが、平成15年3月末で廃止されました湊火葬場の火葬場の上屋、火葬炉及び附帯施設等の解体及び整地を行います。なお、解体いたします床面積は96平方メートルでございます。それと、火葬炉の1炉がございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) それでは、まず1番目から順番にいきたいと思います。 起業プランニングの説明、朝も市長さんの答弁の方に少しありましたが、私が聞きたいのは、次にその起業企画課のこれまでのいろんな取り組みをやってこられたと思いますが、その取り組みは今までどんなふうにしていったのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂本地域振興部長。          (地域振興部長 坂本 陞君登壇) ◎地域振興部長(坂本陞君) お答えいたします。 起業企画課といたしまして、これまでどのような取り組みをしてきたのかというご質問だと思います。まず、新市が発足いたしました本年の1月1日、新しい課として起業企画課が企画情報部の中に設置をされております。その後4月1日の機構改革によりまして、地域振興部に統合、再編されたところでございます。この間、起業企画課におきましては、先ほども申しました21世紀型の新産業創出に関する報告書、これに基づきます起業プランの検討を行うとともに、モデル的な事業の調査研究や、起業創出に係る関係機関への調査、研修を行ってきたところでございます。また、本年4月には、商工会議所、商工会と連携をいたしまして、市内の企業や事業所等に対しまして新規創業、新分野進出の意向調査を行ってきております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 今の説明、起業課から地域振興課に引き継いで、いろんなことを調べてきたということですが、それでは今後ですね、どのように事業を進め、また起業創出に取り組んでいくのか、唐津市内はいろいろ難しい場面もありますと思いますが、どんなふうに進めていくのかをお聞きいたしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂本地域振興部長。          (地域振興部長 坂本 陞君登壇) ◎地域振興部長(坂本陞君) お答えいたします。 今後の取り組みはということでございます。平成17年度におきましては、本地域の課題、資源特性の調査分析を行いますとともに起業の、起業は起こす業でございます、の先進事例につきましての研究を進めながら、この起業の方向性を定めまして、次に起業を進める分野の選定、さらには起業家の可能性についての検討を行います。 次に、具体的な支援方策、支援体制の整備について実践的な起業プランを練り、これに基づく事業スタイルの設定などを行っていきたいと考えをいたしております。この起業プランの作成に当たりましては、起業支援の分野で活躍される専門家や有識者の指導、さらには助言を受けながら作業を進めていきたいと考えをいたしております。さらに、その後18年度以降におきましては、市内での起業を促進するため、実践的な起業セミナーを開催させていただきまして、新規創業の意向を持たれる起業家の発展段階に応じた支援を行うなど、起業創出に向けた取り組みを積極的に進めていきたいと考えをいたしております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 今の説明で、地域起業、起こすと、寝た子を起こすみたいな言い方で、どんなふうに唐津市が起きていくのか楽しみでありますけど、また専門家を呼んでいろいろ18年度にセミナーを開くというふうなことですが、いろんな考えがあるようですが、朝の質問にもありましたが、絵にかいたぼたもちじゃありませんけど、何か158万4,000円の予算でこの企業を起こすということが簡単にできるかどうか、私はちょっと頭をひねるところでありますが、ほかのところ、マネジャーとかいろいろ見たら700万、800万とついておりますが、この企業を起こす、これも大事な予算で、ただ150万ぐらいでどれほどのことができるのかなと思いながら見ていましたけど、これはこれからのことで、うまいところ市長さんを初め、皆さんで考えていただいて、余り机の上で理論をする人ばっかり呼ばないで、何かうまいところやった人を呼んでいただいて、唐津市に若者が多く定着をされるような企業を起こしたり、いろいろ始めたりしていただきたいと思います。この質問は、これで一応終わります。 それでは、次に土木費というふうにいきまして、先ほど菜畑線を言いまして、今度新市になり、55路線がいろいろふえたということで、今回の菜畑西の浜線に着手するのはいつごろになるのかをお聞きいたしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) この菜畑西の浜線は、大体いつくらいになるのかというご質問でございますけれども、17年度にですね、調査費を今回要望させていただいております。それから、18年度からですね、事業の着手に当たり、計画決定の変更に係る業務を委託しようと、このように考えております。その後7年間ぐらいでこの路線を完成をしようと、このように考えているところでございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 17年度に調査をして、7年後に完成の予定ということでしたけど、そのときに今計画決定の変更と言われましたが、その変更の内容はどのような変更でしょうか、お願いします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 笹山議員さんのご質問にお答えいたします。 今回の計画決定の変更の内容はどういうものかというご質問だったと思います。現在の計画幅員は、車道7メートル、それから両側歩道2.5メートルの総幅員12メーターとなっておりますが、歩行者の移動の円滑化と安全性の向上に資するため、平成13年の7月改正の道路構造令に基づき、両側歩道を3.5メートルに拡張し、総幅員を14メートルに変更したい、このように考えております。 また、現在の計画決定区間は、県道妙見満島線から国道204号線までの360メートルとなっておりますが、本市の道路整備網の中で南北の幹線道路の整備が課題となっておりまして、当該路線につきましても和多田二タ子線までのアクセスを確保することにより、南北方向の交通の流れを円滑にするなど、その整備効果が高まることから、国道204号線から和多田二タ子線までの約210メートルを延長し、変更をしたいと、このように考えているところでございます。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 菜畑西の浜線、今、頭にずっと思い浮かべながら聞いていましたが、204号線の今度はあの本通りの方ですね、あそこの方も変更するということで、ずっと考えれば、坊主町あたりも今だんだん広くなってきていますので、その続きかなと思いながら今ずっと聞いておりましたが、あそこの済生会病院ですかね、あそこのところまでは広くなっていますが、その後の方は、これだろうと思いながら、今ずっと頭の中で思い浮かべていましたが、そのときの委託業務を多分されると思います、その委託業務の内容はまたどのようにされるんでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 笹山議員さんのご質問にお答えいたします。 今回の委託業務の内容はどういうものかということでございますけども、計画決定の変更に際しましては、当該路線と交差する道路の管理者及び警察署との交差点の協議を行う必要がございます。今回の計画付近及び計画延長の変更に伴い、当該路線と交差する県道妙見満島線、これ通称産業通りと申しますけども、それから国道204号線及び和多田二タ子線の3カ所の交差点につきまして、将来の配分交通量を推計し、その交通量を処理できる右折車線のシフト延長や信号制御の方法など設計計画をし、交差点協議の資料とするため、業務の委託を行うものでございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 今業務の委託内容聞きましたが、確かに坊主町交差点なんかは右折の車が二、三台おったら直進ができませんですね。あそこのところを早目にしてもらうと、私たちもこの議会に来るときに遅刻しそうにならないで、ゆっくりまだ出てこられるということもありますけど、今は家を8時半に出てきておりますので、そんなわけでなるべく整備をしていただいて、産業道路の方も結構朝は込むもんですから、私は今204号線、中道の方を走ってきておりますが、そんなわけで、うまいぐあいに警察とのお話もしていただいてやっていただきたいと思います。 そんなわけで、事業化に向けて今後どのようなスケジュールを考えていられるのかをお聞きします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) お答えいたします。 事業化につきましてのスケジュールはどのように考えているのかというご質問でございます。事業化につきましては、昭和13年から計画を決定しております国道204号線から北側の360メートル区間につきまして、まず事業化を図りたい、このように考えております。その中でも特に現道幅員が狭い150メートル区間ですか、これをできる早く整備をしたいと、このように考えております。大体の事業期間は、先ほど申しましたように7カ年程度を予定しており、総事業費は11億円くらいかかるんではないかと、このように考えております。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 204号線から北の方に延びる、さっき私が少し言いかけましたけど、済生会病院までですね、あの通りだろうと思いますけど、7カ年かかって11億円、遅くなれば遅くなるほどいろいろな事業費が値上がりすると思いますので、なるべく早く、安いうちに私としてはしていただきたいというふうな考えがありますが、市内の150円バスですが、この前100円だろうと思ったら、いや150円ですと言われて、私も乗ってみましたけど、そのバスがあそこ右折するんですよね。そうすると、後ろから来た車、中から来た車とがっちゃんして、なかなか行くにも行かれん、また対向車は来るし、入られんというふうな感じで、かなり皆さんあそこいらいらしながら、右見ながら待っていますですね。そこをなるべく早く開通していただいて、地元の皆さんもあそこら辺をどうなるんだという意見も私も聞いておりますので、地元の皆さんにいろいろ、立ち退きもせにゃいかん部分もあるでしょうし、その人たちにもうまいところ説明をしていただいて、早急に開通することをお願いしております。これで、この質問は終わります。 続きまして、湊の火葬場の件ですが、96平方メートルか、なかなかこの数字が私は弱くて済みません、Mとか、この後ろに2か3かついたら、なかなかどんなに読むか悩んでおりますけど、そんなわけで、あそこを解くのにはいろんな制約があると思うんですよね、火葬場の跡ということで。それで特別な解き方とか、そういうのがあるんでしょうか、ちょっとお聞きしたい。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 笹山議員さんの湊火葬場解体工事の解体することによって特別な解体の方法があるのかというご質問でございますけれども、特別な解体と申しますと、普通は、通常は一般的な解体をやりますけれども、それを分別解体と申しますけども、民地解体と申しまして、以前はかわらでも何でも一緒に解体をしておりましたけども、最近におきましては分別解体をしなさい、こういう解体のやり方でございます。特別な解体と申しますと、火葬炉であったわけでございますので、要はダイオキシンが出るんじゃないかという質問の想定を私は今しておりますけども、そういうのは出ないと思います。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 私の方から、なかなかダイオキシンのことちょっと言いにくいなと思って、控えて特別なと言い方をしましたけど、部長の方からダイオキシンというようなことでって今おっしゃられましたので、そのことについて。かなりな年数あそこでやっておりますので、多分土壌にはダイオキシンなんかはいろいろあると思いますけど、その下流には川もありますので、またその川が我々の湾に流れ込んでおりますので、なかなかくずとかが入らないような解体の方法をやっていただきたいと。また、土壌も結構、大阪でいつかテレビでやっていましたけど、少々掘っても何かダイオキシンはしみ込んで何かあったみたいな放送がありましたけど、市の方でもそういう調べていただいて、あったらなくなるまで、その掘削をしていただくとか、そういうようなことをやっていただけるのかどうか、またその調査なんかをしながらやっていただけるのかどうかお聞きします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 笹山議員さんのご質問にお答えいたします。 まず、この解体工事に先立ちまして火葬炉等に人体や自然環境に悪環境を及ぼすダイオキシンの物質が含まれていないかを調査をいたします。本来ならば、人体火葬炉の解体につきましては、法律上は事前にダイオキシンの含有量を調査する義務はございません。しかし、解体作業を行う作業員の健康管理及び解体発生材を受け入れる処分場の適正管理、そして笹山議員さんがおっしゃいます地元に対しての配慮といった面も考えますと、こういったものに対して自主的に検査を行うものでございます。 産業物焼却炉を解体する場合につきましては、平成の13年4月に厚生労働省より発令されました廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシンの被曝、暴露防止対策要綱によりますと、火床面積が0.5平方メートル以上または焼却の能力が1時間当たり50キログラム以上の廃棄物焼却炉につきましては事前調査が必要であると、このようにうたわれております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 今の部長の答弁を聞いておりましたら、確かにうちの火葬場はそれに当てはまるなと。50キロ以上は必ず皆さんあるだろうし、ない人もおられるかもしれないですけど、その中にいろいろ、今唐津の方はいろいろ燃やしたらいかんということで、ひつぎの中にはいろいろ入れませんけど、昔私たちのじいちゃん、ばあちゃんのときは、もう持っとらすものは何でも持たせてやろうということで、いろんなもんを入れて持たせてあげました。目が見えんなったらいかんと眼鏡を入れたりとか時計を入れたりとか、いろいろやっていましたので、いろんなもんがあるんじゃなかろうかなということで心配して私はその質問をしたわけなんですけど、そういったダイオキシン調査をしながらやっていただけるということで、まず一安心しておりますが、最後にですね、あそこを解いた後にですね、そのままの更地にしておくもんか、またどうせこの予算が600万ついていますので、その中から解いた後、今度雨が降って流れ出ないように上をコンクリできれいにしていただくと。そして、あとは、そこは桜の花もきれいに咲きますし、ツツジもありますし、春はちょこっと上って花見でもされれば、向かいの方に土手がありますので、その土手の上で花見でもされればなという感じでありますけど、どうなんでしょう。コンクリをしてもらえるのか、またそのままに、普通の土のままで終わるのか、お聞きします。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) お答えいたします。 一応解体をしまして更地にいたします。市民環境部としては、行政財産でございますので、早急に普通財産に切りかえて、総務部の管財課に移管するということにいたしております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) いろいろ市民環境部長の答弁で、私は解体をしてもらうように指図をするだけ、あとは更地にしたら管財の方に返すということですので、それでは管財の方にお聞きをいたしまして、これは総務部長でよろしいですね。コンクリにしていただけるのかどうか。湊の人ですから、よろしくお願いします。 ○議長(熊本大成君) 根岸総務部長。          (総務部長 根岸 保君登壇) ◎総務部長(根岸保君) 笹山議員のご質問にお答えをしたいと思います。 市民環境部長は、あのように申し上げましたが、管財課といたしましてはその普通財産でもらっても、すぐどうという使い道を考えてつくことができませんので、地元の皆様方とよく協議をしながら、どのようにお使いになられるのか、また先ほど申されたように河川に流れ込む土砂等の防止にどうすればいいのかというのをよくお聞きをした上で判断をして、適切な処置をしてまいりたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 笹山議員。 ◆11番(笹山茂成君) 今部長、総務部長、下の方には私たちの大事な湾があることを忘れないで、なるべく雨が降って、あそこの水が流れ出ないようによろしくお願いいたしまして、私の質問を終わります。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 山下正雄議員。 ◆16番(山下正雄君) それでは、16番の山下正雄です。質問させていただきます。 最初に、補正予算で大手通り、中町通りの景観形成事業、次に災害復旧費と予備費の件、続きまして地方債と合併特例債の関係、次に豊かな海づくり事業、それと最後に議案142号、143号の外町小学校と加唐小中学校の改修事業費について質問いたします。 まず、商工振興事業費の大手通り、中町通り等の景観形成事業補助金1,000万円ですが、事業内容の補助率と金額、対象店舗数、それとこれまでの実施店舗数、それと事業年度はいつまでなのか。事業年度が終わった後はどのようにされるのか。それと、このハード面の事業以外にソフト面の支援はどのようにされているのか。その辺を景観事業形成についてお伺いいたします。 次に、災害復旧費ですが、災害復旧費は今回いろいろトータルで7,348万ほど計上してありますが、今回西方沖地震で市の被害総額はどの程度あるのか教えていただきたいと思います。 続きまして、地方債と合併特例債についてでありますが、当初予算では54億円の特例債が使ってありまして、そのうち響創のまちづくり基金が40億ありますんで、大体14億がまちづくり事業債だと思っております。それからしますと、本年度にはまだまちづくり事業債というのはトータルで1年間に50億程度ありましたんで、あるという枠がありますんで、30億ばかりあるんじゃないかなと思っております。今回の補正で合併特例債が1億9,000万利用されておりますんで、それと基金の繰入金が財政調整基金と福祉基金が3億3,000万入っております。そこで、一般単独事業債が3億5,000万となっております。これも合併特例債で利用できないのかなと、せっかくの優遇措置がありますんで、一般事業債じゃなくて、単独事業債でじゃなくて、合併事業債でできないのかなという件であります。 それと、水産事業振興費の豊かな海づくり事業63万円でありますが、これは広報に使うというようなことでしたけど、どういった広報をされるのかお伺いしたいと思っております。 それと、大体この事業には、よそであったときにはどれぐらいのお客様がお見えになるのかというのを伺いたいと思っています。これを佐賀県でした場合、県外からどの程度のお客様がお見えになるのか、見込まれているのか教えていただきたいと思っております。 それと、最後に学校の大規模改造工事でありますが、これは入札制度は、前回の当初予算のときには入札制度の件はどうかと、改善はないのかというような話があったかなと思いますけど、今も非常に問題になっておりますが、やはり今までどおりの入札制度を進めていかれるのかどうかなと思っております。 それと、この構造物なんですが、鉄筋コンクリートということでありますが、今唐津市は環境に配慮した、景観に配慮したまちづくりをしていこう、安全、安心のまちづくりをしていこうということであります。それに対して、この鉄筋コンクリートというのは、それにマッチしているのかどうか。反対にそれに合うような何か、4階建てを木造にしろとは言いませんので、とてもそういうことはできないと思いますが、そういった何か配慮があるのか、生徒たちの心の安定、安心、それをどういったところで政策に結びつけていくのか、その辺どういった配慮がなされたかなと、お伺いいたしたいと思います。 以上であります。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答え申し上げたいと思います。 大手通り、中町通り等景観形成事業補助金についてでございます。この事業の店舗数、実績、補助率、それから事業年度、ソフト面でのフォロー、そういったことについてお尋ねでございますので、お答え申し上げたいと思います。この事業は、魅力ある商店街をつくるために大手通り、中町通り等のこれまでの歴史と、それから特性を生かしながら、この商店街特有のまちづくりを行っておりまして、観光客や消費者等の集客を図りながら商店街の活性化につなげようということでございます。県の補助事業を活用しまして昨年度から実施をしておるところでございます。平成16年度に実施をいたしました店舗につきましては、5店舗、玉置商事さん、唐津薬局さん、開花堂さん、花幸さん、正田商会さん、以上の5店舗でございます。中町、大手通りの商店街のほとんどが中町の商店街組合、協同組合に加入されておりまして、平成17年の1月末現在で116の店舗がございます。そのうち営業されている店舗が95店舗でございまして、空き店舗が21ということで、空き店舗率につきましては18.1%という、そういう状況でございます。この事業年度は、16年から18年の3カ年事業でございます。補助率でございますが、県が5分の2、市町村5分の2、事業主体5分の1ということで、県の補助限度額は1店舗当たり100万円を限度といたしております。 それから、ソフト面でのフォローについての考え方でございますけれども、まず観光の面から申し上げますと、旧唐津銀行を中心にして町並み形成をいたしておりますが、例えば唐津城から石垣の道、それから時の太鼓、埋門ノ館、西ノ門館、曳山展示場、それから高取家、そして大手通り、中町通りの商店街から唐津駅までの大手通り、中町通りの商店街から唐津駅までの市街地散策ルートとして中心の市街地へ観光客を誘導していくということでございます。そして、中央商店街を回遊させることによりまして商店街のにぎわいと振興につながるというふうに考えておるところでございます。 また、観光客や買い物客を集客するためには、ハード面での景観形成事業を実施するだけではなくて、中町の通りに唐津の台所としての朝市の復活、この朝市の復活については地域再生事業で、地域再生の認定を受けておりまして、これは中町の商店街と今できるだけ早く実施することで協議をいたしておるところでございます。そして、ソフト面におきましても、地元商店街と一緒になって、複合的に行政とやっていかなければならないというふうに思っておるわけでございます。ともかくこの事業を一つの起爆剤として、今後中央商店街と一緒にこの活性化についてやっていきたいなというふうに思っておるわけでございます。 実は、先日中町の商店街の皆さんと旧唐津銀行付近の商店街の皆さんに昭和のレトロの町として最近非常に事業も進んでおりますし、脚光を浴びております大分県の豊後高田の方へ視察に参りました。そして、豊後高田の方では、非常にその商店街の活性化に今現在奮闘もされておるわけですけれども、視察をされた皆さんからのご意見としては、バスの中で最後にはですね、これはもう自分たちがやらんと、このまちの活性化はないということを強く我々にも申されておりましたし、そういったことで我々も期待をしておりますので、今後も中町商店街の人たちと一緒になって、その活性化に努力をしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 根岸総務部長。          (総務部長 根岸 保君登壇) ◎総務部長(根岸保君) 山下正雄議員のご質問にお答えをしたいと思います。 1点目の福岡県西方沖地震による本市の公共施設の被災状況でございます。被害箇所が48カ所でございました。被害の総額が約9,500万円でございます。このうち緊急に復旧を要する箇所が41カ所、金額にして約2,100万円でございました。この緊急を要する箇所の復旧につきましては、16年度もしくは17年度の現計予算で対応をいたしたところでございます。また、多額の復旧費用を要し、現計予算が不足する箇所につきましては、予備費で対応したところでございます。残りの7カ所が今回6月補正予算でお願いをしているところでございます。額が7,348万2,000円でございます。 2番目の合併特例債のことでございますが、6月補正までの合併特例債の予算計上の状況についてご説明を申し上げます。まず、当初予算から申し上げますと、一般会計における合併特例債の予算額は54億4,000万円でございました。内訳を申し上げますと、響創のまちづくり基金造成のための38億円、小学校の改修、公民館の建設及び道路、街路、公園の整備等に16億4,000万円を計上いたしております。次に、6月補正では一般会計の鏡山放課後児童クラブ施設建設費に1,910万円を充当いたしております。 合併特例債の活用の考え方でございますが、施設整備等のハード事業には極力合併特例債を活用し、整備を図りたいと考えておりますが、このほかにも合併特例債より有利な財源がございまして、辺地債及び過疎債というものがございますので、まずはこの市債を優先して活用して、これを活用できなかった場合には合併特例債を活用いたしたいと考えておりますが、残念ながら6月補正の段階では適債事業が少なかったということでございまして、1,900万円程度の合併特例債しか申請をいたすことはできませんでしたが、今後は10年間に540億程度の特例債が使えますので、平準化する必要はございませんので、なるたけ適正化事業を計上いたしたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 山下議員さんのご質問にお答えをいたします。 外町小学校と加唐中学校の入札をやりましたけれども、入札の制度は以前と変わったことはないのかというご質問でございますけれども、まず建設工事の場合につきまして2億円を超える場合につきましてはジョイントベンチャーを今考えております。それから、2億円以下につきましては単独と、このような考え方のもとに発注をいたしまして、例えば外町小学校の場合は設計金額が3億を超しておりましたので、特A級とA級と5社ずつを選びまして、10社でジョイントベンチャーを組みまして入札を行っております。加唐小中学校の場合につきましては、工事金が2億円以下でございましたので、唐津市内の建築会社A級を8社指名をいたしまして入札を行っております。いずれにいたしましても、この程度と申しますか、特別に変わった構造でもございませんので、やはりこういった工事につきましてはローカル発注、要するに唐津版というように、やはり唐津を、唐津市内に本社を置く、また唐津市内に営業所を置く、そういった会社を優先的に使う、このような姿勢の中でこういった指名をさせていただきました。 次に、外町小学校と加唐小中学校は、どういった特徴ですかね、木造とか、そういったもので、大規模改修でございますので、本質的には大規模な工事ということでございます。それと、あと一つは耐震補強工事を行っております。大規模改造工事については、外部の外壁の改修、それからアルミサッシの取りかえ、屋上防水等の改修などを行い、内部につきましては普通教室、特別教室、職員室等の管理部門を全面改造する計画でございます。耐震補強工事については、地震に対する強度を増すため、要所要所に鉄骨でブレースを入れ、補強を行うものでございます。大体震度5程度の地震に対しても十分な強度を保つと、このような構造にすることでございます。 それから、工事の内容につきましては、父兄の方と十分話し合いをしながらやったわけでございますけれども、外町小学校の場合につきましてはトイレをですね、非常に昔は暗く、狭かったために、南側の各階に明るく、広い、児童トイレを設けたとかですね、それからこれが特徴でございますけども、廊下の腰壁及び教室と廊下との間仕切りを木製とすると、こういったことで木のぬくもりを感じさせる校舎に改装をしたいと、このような設計の趣旨のもとに設計を行ってまいりました。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) 豊かな海づくり事業についてお答え申し上げます。 まず、広報はどんなものかということでございますが、佐賀県実行委員会に準じます唐津市実行委員会の設立と、唐津市内で行われる水産関係イベントにおいてPRブースを設置いたしまして、これまでの海づくり大会のVTR放送や開催を告知するための粗品といいますか、景品の作製、配付を行うものでございます。 それから、この大会そのものがどのくらいの集客力あるかということでございますが、佐賀県としては5万人ぐらいのですね、規模を想定されているようでございますが、他県においては7万とか、そういった数のようでございます。 それから、県外からのどのくらいの入り込みが見込まれるかということでございますが、約1割ぐらいは見込まれるんじゃないかというふうに思います。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) じゃ、大手通り、中町通りの景観形成について再度お尋ねいたします。 3年間の事業ということで、昨年が5件ということで、この調子でいったら多分15件か20件、3年間でそれぐらいだろうと。そうすると、全店舗数がとりあえず95あると、あいているところがあるということですと、3分の1が実施されればいいのかなというような感じがしますけど、そのほかのところに対してはどのように、この3年度事業過ぎた後はどのようにされますか。これ大体終わりということなんでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたします。 この事業は、先ほど申し上げましたように16、17、18ということで、昨年が5店舗、そして今年度も5店舗お願いしておるわけでございます。それで、18年度も仮に5店舗とした場合にはですね、15店舗ということで終わってしまうわけでございまして、今現在この事業が進捗する中で商店街の方でこの事業に参画をしたいという方が今現在12件おられます。それで、県の方にこれはお願いしていくことになろうかと思いますけれども、期限をつけたこの事業でございますけども、県の方にも期限の延長をお願いしたいと私どもは思っておりますし、仮にも3年間限定ということであれば、今現在大手通り、中町通りで計画をされておる方、希望されておる方の数をですね、何とか確保してやっていきたいなというふうに思っておるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) 大手通り、中町通りにしてもそれぐらいしかないと。唐津の中心商店街ですと、大手通り、中町通りだけではないと私は、田舎の人間として思っているんですが、そこの商店街はどのような形になっているんですか。この政策決定は、どういった形でなされたわけですか、それを教えてください。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたします。 この事業を導入をした考え方でございますけれども、唐津の観光客が唐津においでになったときには、今唐津、非常に現状としては日帰りの客が多いということ、それから車でおいでになって、観光地を観光される中で、なかなか市民と接する場所がない。そして、よく言われることは、唐津は顔がないとか、へそのない都市であるとかということをよく観光客の方は言われるわけでございまして、これはやっぱり鏡山にしろ、虹の松原にしろ、曳山展示場にしろ、唐津城にしろですね、やはり唐津の人たちが住む、その香りが全然しないということで、唐津の顔が見えないということをよくやゆされるわけでございまして、そして今旧唐津銀行を中心にした中心市街地が非常に衰退もしておりますし、商店街が空洞化もしておるということで、いかに観光客を中央商店街に導入していくかということが一つの我々の課題としてこの事業に取り組んだわけでございまして、旧唐津銀行を核にして大手通り、中町通りの昔の景観を取り戻して、そして唐津市民がまた昔の唐津の台所として、そして観光客が中央商店街に、特に中町通り、大手通りにですね、来ていただいて、市民との交流空間をつくり上げていくということが一つの観光施策としても意義ある施策であるということで中町通り、大手通りをですね、再生をしていくということで取り組んでおるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) 先ほど私の質問からすると、ちょっとその答えがずれているかなと思うんですよね。唐津の中心商店街がその中町、大手口通りだけであればそれでいいんですけど、それに附帯している商店街もまだまだありますし、そういった商店街の方がどのように評価されているのかなと、それも伺いたいなと思いますが、それは置いておいて、我々郡部の方にも中心商店街があるわけですね。その辺のお考えを、こういった事業をしたいという商店街があらわれてきたりとか、そういったときにはどのように対策をされるのか、どういった田舎の方の中心商店街を活性化、市街地を活性化させるという手法あるのかどうか、その辺を伺いたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたします。 今後周辺の旧町村の商店街へのこの事業を広げることについてのお考えを言えということでございますけども、まず県の補助金を活用して行っているおりますこの事業の定義について県の方にもお尋ねしたわけでございますけれども、景観形成事業、すなわちファサード整備事業というものは、当該都市の中心市街地に立地するショッピングモールにふさわしい町並み景観を実現するために、景観イメージに基づいて町の区内に立地する店舗のファサードを集中して改修する事業であるということございます。このファサード整備事業につきましては、単独で行うのみでなくて、市の中心市街地の町並み景観全体の改善を目指す計画書を作成をいたしまして、店舗ファサードの景観要素について集中的に改善をすることが必要であります。このことにつきましても、この事業を始める前に合併をにらんでですね、県の方にも確認をいたしておりましたけれども、本市の中心市街地がどこにあるかということでありまして、本事業がその中心市街地の空洞化に歯どめをかけるための中心市街地の活性化のための施策であるということでございます。したがいまして、この事業を市の中心部以外の商店街へ広げていくということは、本事業の定義から少し難しいのかなというふうに思っておりますけれども、しかしながら各地域の商店街におきましても、その地域の商業の中心としての顔でありますので、地域商店街の活性を図るために、それぞれの商店街の特性を生かした方策を各商工会の皆さん方と今後検討してまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) 非常に不満であります。合併したから、もう田舎の、旧郡部の商店街は中心市街地じゃないよと、何か切って捨てられたような寂しい感じがいたします。郡部の方の商店街も中心市街地もきちんとあります。私は、この質問で中心市街地、中心商店街はなぜ活性化させないかんのかと、復興させないかんのかと、そういう話を伺いたいなと私は思っていたわけです。ある新聞では、そういう中心市街地、商店街の活性化は優先順位が低くていいというような読書欄の言葉がありました。そういうふうな何か非常に誤解されているところが商店街活性化にはあるんじゃないかなと私は非常に憤慨しているわけです。その辺を市の市長さん、執行部の皆さん、幹部の皆さんがどのように理論づけていらっしゃるのか。ただ、それとなく周りがそんなに言わすけん、国が言いよるけん、せにゃいかんとかなと、こういう事業があるけん、そこそこせにゃいかんのかなと、そのつけ焼き刃で事業をされているのか、本心を私は聞きたいなと思っております。なぜ中心市街地、なぜ商店街を活性化させないかんのか、再興させないかんのか、その辺の理論を、本心を市長、お伺いいたしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 山下正雄議員さんのご質疑にお答えを申し上げたいと思います。 まず、商工観光部長の方から申しておりました景観形成事業、旧唐津市時代に県の方からの採択を受けてやっておりまして、その事業でございます。よって、今継続という形でご報告議案として提出をさせていただいておるということで、その発がその段階であったということをまず申し上げておきたいと思います。 商店街、まさにおっしゃるとおり私も東京の方でさまざままちづくり、商店街活性化、私のときには早稲田のちょうど道横の、今の乙武さんがですね、まちづくりに寄与して早稲田通り商店街をどうやって復興させようかと、こういったことで一生懸命、彼が大学の4年生だったころだと思いますが、頑張っていらっしゃったことをきのうのことのように思い出すわけでございますが、商店街、そもそも商店というところは、やはりそのまちの顔であり、一番そのまちの企業誘致とかなんとかありますけれども、それはそれで外部資本の導入でございまして、まず一つのまちづくりの一つのまちの顔であり、その商業、経済の発祥は、まず私は商店街であろうと思います。そして、また今一つ幼いころ、両親に連れられて商店街歩きながら元気づけていただいて、おじさん、おばさんからお声がけをいただいて、すごい景気の波と、そしてまた買い物にどこにどう皆さんが来られているというような情報の一つの発信基地でもあったというふうに思っておるところでございます。大手通り、中町通り、呉服町通り含めて、その旧唐津市の商店街ももちろん、このような事業もちろんありますので、それはそれとして一応統一日、そしてまた豊後高田に見られます一つの昔の日本のその商店のあり方というのをひとつ気持ちから、形から入っていこうというのがこの景観形成の事業でありまして、その意味で今まで進めてきたところでございます。当然山下議員さんおっしゃるように、旧町村の皆さん方の核たる商店街も当然あるわけでございまして、私も出前講座並びに支所を回らせていただいて、その商店街必ず行かせていただいて、いろんなお顔を見させていただいて、いろんな声がけをさせていただいたところでございます。非常に旧町村の商店街も大変いろんな思いを持って考えておられる。ましてや、さまざま旧唐津市の商店街の皆さん方も一生懸命考えておられますが、それに負けず劣らず元気のいい青年部の皆さん方もたくさんいらっしゃるのも私自身も承知をいたしておるところでございます。この景観形成事業がそのまま同じような形で旧町村に広がれば、また県とも話をしてみますが、それ以外に今山下議員さんを初めいろいろ今頑張っておられる皆さん方のご意見を聞かせていただいて、県の事業あるいは国の事業、そしてまた午前中もお答えいたしましたように各まちづくりといった観点からの外部、財団や特殊法人からの助成金等も踏まえて、どうしたら皆さん方が元気に頑張っていただけるかということをもう一回模索をしてみたい。そして、成案にして実現をしていきたいというふうに思っております。総体的に申し上げて商店街は大事なまちの顔であり、大事なそのまちの経済の一つの形である。そして、また経済復興の一つのスタート、基盤である、礎であるというふうに私自身思っておりまして、これからも商店街、商業の発展にも全力で尽くしていきたい、かように思う次第でございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) 市長さんの力強い信念を伺って非常に安心いたしました。私どもも旧郡部におりまして、一生懸命みんなとやりますので、ぜひご支援をお願いいたしたいと思います。私は、何で商店街を活性化させないかんのかというのは、端的な感じ、例でいきますと、唐津が一番いい事例があるだろうと思うんですよね。文化から伝統から、非常に中心商店街、市街地が担っているわけですね、一つもう唐津くんちと言えば、それでもうすべてが理論づけられると思うんですよね。これが商店街がなくなってしまったら、唐津くんちはあるのかと、ただ外部の人たちが引きに来れば、それで唐津くんちと成り立つのかと、私はそうではないだろうと思います。それが旧郡部の商店街でも市街地でもあるということだと思います。その辺を皆様にもわかっておってもらいたいなと思っております。 次に、災害復旧費と予備費なんですが、先ほど言われましたように緊急以外は大体できたということなんですが、昨年の台風が上陸は10個上陸しているとか、この前の地震は1,000年に1回の規模だったと。非常にこのところ天変地異とか大災害だとか、この前は人災ですけど、西日本のJRの人災があったりとか、非常に災害がもう大型化しているんじゃないかなと私は思っています。そういったときにですね、財政上、非常に厳しいのかもわからんけど、この予備費のとり方がね、今までは予備費というのは、何かつけ足しみたいな感じだったと思うんですよね。ところが、これは、非常に重要な項目じゃないのかなと私は思っているんですよ。当初予算で3,400万ぐらいの予備費しか出ていませんでしたけど、やっぱりこれを1億ぐらいには、せめて、もう先ほどの全被害が9,000万ということなんで、それぐらいはきちんととっておいた方がいいんじゃないかなと私は思います。 それと、その予算を締めたとき、決算の状況で剰余金が大体どこの市町村も出ていますけど、呼子町の場合が一般会計で30億ちょっとしかないのに、大体1億ありました、ずっと。3年間ぐらいずっと1億でした。ところが、今回新市になって、トータルでみんなのを合わせると4億か5億とか言われましたかね、剰余金。そうすると、非常に何か新市は一般会計で600億と、616ですか、それにしては5億しか出てこないと。非常に厳しい何か予算執行じゃないかなと。それこそ呼子の事例から30億で1億なら、600億なら相当ないと、ちょっと頭の中が動きませんけど、5億ぐらいは、5億じゃない、50億か、20億ですか、ぐらいの剰余金が出てこないといけないと。そうすると、10億ぐらいがまだ一般会計に繰り入れられてとかいうような形になっていくだろうと思いますけど、非常に財政運営上厳しいというのはもう非常にわかっておりますが、予備費というのを少し計上された方がいいんじゃないかなと思いますが、その辺は総務部長どうでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 根岸総務部長。          (総務部長 根岸 保君登壇) ◎総務部長(根岸保君) 災害等の緊急時に対応するために予備費をもう少し増額して計上すべきではないかというご質問でございますが、もう議員さんにご案内ですので、言うまでもないわけですけども、予備費は予算外の支出または予算超過ということの、その支出に充てるために使途を特定しないで歳入歳出予算に計上するということになっておりまして、いわば執行機関のその使用をゆだねられた目的外の予算でございます。予備費への計上額は、財政の均衡を阻害しない程度の金額でなければならないとされておりまして、一たん予備費に計上いたしますと、その使用については議会の議決を必要といたしませんで、地方公共団体の長の権限で執行できるという反対のそういうふうな負の、議会に対するそういう負の面もございます。したがいまして、多額の予算計上は、予算編成上好ましくないというふうな判断をいたしているところでございます。17年度の当初予算につきましては、骨格予算でございましたので、歳入財源が不足することと基金からの繰り入れに頼らざるを得なかった状況でございますので、必要最小限の3,467万2,000円を計上させていただいたところでございます。今申し上げたような考え方から、仮に災害が発生をいたしました際に予備費等、また現計予算が足らないということになりますれば、専決処分または臨時議会の開催をお願いをして、その対応に当たらせていただきたいと、かように存ずる次第でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) この災害復旧のときに現場ではすぐ直してくれとか、そういう話が非常にあったわけですよね。ところが、いや、本庁に聞いてみないといかんとか、来年度ですよとか、非常に現場ではやきもきしている状況がありましたもんで、その辺融通がきかないのかなということと、その大災害のこととあわせてお話ししたようなわけです。 次にですね、合併特例債なんですけど、非常にその合併特例債は平準化して使わなくてもいいということなんで、余り、今年度だけとってみれば非常に過疎債とか辺地債があって、非常に有利が起債があるから、いいということなんですが、私は何かもっと先にですね、何か大きな、大規模な事業が予定されているのかなと。合併特例債を使って大きな事業を予定されているのかなと、何かうがった見方もしているんですが、市長、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) ご質疑にお答えを申し上げたいと思います。 合併特例債についてでございますけれども、やっぱり私はそのどきどきに余りこだわるというか、その規約に違反するわけにはいきませんけれども、一つのその時々に応じてですね、その場合場合でやっぱり私は使っていいんではないかというふうに思っておりますので、その旨検討してみたいというふうに思っております。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) 私が言った大規模なその事業があるんじゃないかなということに対しては、お答えがなかったんですけど、その辺はないと思っております。 それと、次に豊かな海づくり事業なんですが、県外から大体5,000人ぐらいがお見えになるんじゃないかというような推測がされておりますが、これに対して唐津の宿泊施設に対しては、どのような指導をされていますか。ただ単に、ありますよというだけなんですか、それとも県外の方を唐津周りの周辺施設に一生懸命泊めるようにセールスを指導するというようなことをされるんでしょうかどうか。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) お答え申し上げます。 実行委員会がですね、現段階で開催をされつつあります。まだ宿泊のことについてはですね、まだ議論になっておりませんので、今後鋭意詰めてまいりたいというふうに思っておりますが、議員さんは多分こういった大会を通じてですね、唐津、東松浦全体のですね、宿泊の利用をですね、増進すべきであるというお考えだと思いますので、そういった発言をですね、実行委員会等ではやってまいりたいというふうに思います。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) 非常に私の心を見透かされているみたいで、ぜひお願いいたします。 最後に、学校の改修なんですが、やっぱり生徒たちが荒れたりとかするのは非常にそのコンクリート打ちっ放しのその殺伐した中で生活するというところにも非常にあるという説がありますんで、これに対してこれからも教育委員会なんかは非常に建設部と連携されてとってもらいたいなと、研究してもらいたいなと思うんですが、教育部長はどのようにお考えですか。 ○議長(熊本大成君) 世戸教育部長。          (教育部長 世戸政明君登壇) ◎教育部長(世戸政明君) 山下議員さんの質問にお答えを申し上げます。 先ほど建設部長がお答えしましたように、大規模改修に当たりましては前回やりましたのが長松小学校でございましたけれども、特にですね、児童の意見をですね、何回も聞きまして、その結果が板をですね、無垢材を使うとか、または手すりの色とか外壁の色までですね、児童生徒のお話を聞くといったことをやっておりますし、今後もそうしたいと思っております。 また、景観のことで最初触れられましたけれども、陸屋根の学校ですね、以前、大成、志道におきましては、改修時におきましては特に場内ということもありましてですね、三角の切り妻の屋根をつけたと、見かけもですね、そのようにしたということもございました。先ほど申し上げましたように、いろんな保護者のご意見であるとか、学校側の意見、そして生徒たちのですね、使いやすい学校ということで進めてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 山下議員。 ◆16番(山下正雄君) その建物の構造なんですが、大成、志道がそういうふうにされていたと伺いますけど、もっともっとやっぱり進めてもらいたいなと思います。あれぐらいで満足されていた景観じゃいかんなと思います。私たち、中に住んでいる人間は、私も新市の唐津市内うろちょろ、うろちょろしますけど、緑の中に学校はコンクリートでぼんと出てきますよね。やっぱりそれはおかしいと思うんですよ。景観も緑あふれている中に、学校はもうコンクリート打ちっ放しで、すす、外壁汚れて黒くなっていると。これは、もう何だというような、いろんな理念を掲げても、なっとらんなというふうに私は感じております。時代の流れとともに、そういうふうにやっていっていただきたいなと思っております。 以上で私の質疑は終わります。
    ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆21番(井本敏男君) 21番、井本敏男でございます。一般会計の中から1点と条例の中から1点、質疑をさせていただきたいと思います。 まず最初に、議案第121号 平成17年度唐津市一般会計補正予算の中から衛生費の墓地公園整備事業費848万4,000円について質疑をさせていただきたいと思います。この事業につきましては、第1工区の完売ということで、第2工区を今後どういうふうに整備するのかということで、再々一般質問等で質問をしてきたわけでございますけれども、今回予算が計上されておるわけでございます。今までの要望と申しますか、質問に対して予算を計上していただきましたことに喜びを感じております。そういうことで、今回のこの整備事業内容について部長の方から、どういった事業内容であるのか、ひとつご答弁をお願いいたしたいと思います。 続きまして、議案第133号 唐津市火災予防条例の一部改正についてお尋ねをいたしたいと思います。この条例につきましては、第3章の2、この住宅用機器の設置及び維持に関する基準等が新たに条例化されているというふうに感じておるわけでございますけれども、この条例の内容について具体的にどういうふうにしなければならないのか、消防長の方からご答弁をお願いいたしたいと思います。 質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 中村市民環境部長。          (市民環境部長 中村康久君登壇) ◎市民環境部長(中村康久君) 井本議員さんのご質疑にお答えをいたしたいと思います。 第2工区の件でございますが、内容といたしましてはですね、第2工区、まず面積が2万7,365平方メートルでございまして、予定では960区画を考えております。墓地は、第1工区同様に規格墓地を考えておりますけど、第1工区の場合は地下方式でございましたけど、今回は地上方式といたしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) 井本議員さんのご質問にお答えいたします。 これまで住宅防火対策につきましては、火災予防の啓発活動を中心に行ってきましたですが、最近の住宅火災による死者の急増を踏まえまして、これまでの方針を抜本的に見直しまして、住宅からの火災を早急に見つけ、知らせ、早い時期に避難を容易にするようなためにですね、新たに住宅用防災警報機を設置するわけでございます。設置の時期でございますが、新築住宅につきましては平成18年6月1日以降、新たに住宅を建てられる場合に必要となります。既存のものにつきましては、それから5年間の猶予を設けまして、平成23年5月31日までにつけていただくということでございます。それで、具体的にはですね、寝室の用に供する部屋、居室でございまして、寝室、それから2階建てでありましたら階段の上部、こういうところが今回の住宅用防災警報機の設置場所になります。 以上で終わらせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆21番(井本敏男君) 中村部長から、墓地公園の整備計画についてはご説明をいただきました。私も現地を見てみまして、たくさんの雑木等が生い茂っている。しかしながら、整地、第1段階で整地をされておりましたので、そう事業費等は要らないのかなと思っておりますが、ただいまの部長の答弁によりまして地上方式にされると。そうしますと、いろいろとまた問題点も出てくるのかなと。いろいろ計画の段階で今後煮詰められていくというふうに伺っておりますので、ひとつそういった面でいろいろと事業計画立てて、立案させていただきたいというふうに思います。 市長にお尋ねをいたしますけれども、実は市長のこの五つのビジョンの中に、地場産業の育成と強く強調されておるわけでございますけれども、この墓地公園に関しましてのいろいろと地場産業ございますけれども、この市長の地場産業の育成の面から考えられての市長のこの整備計画について市長のご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 井本議員さんのご質疑にお答えをいたしたいと思います。 ちょっと今の中村部長からの答弁、重複するかもしれませんが、まず第2工区のですね、今後の整備計画等でございますけれども、今年度中に設計業務、測量業務等を実施いたしまして、平成18年度に造成工事を予定いたしております。その間、永代使用料の件及び条例の一部改正等もございますので、庁内検討委員会で十分検討をいたしながら、協議をいたしながら、平成19年4月から供用開始ができるようにしたいと考えております。 なお、この第2工区の整備に伴います地場産業の育成というご質疑でございました。地場産業の育成につきましては、第1工区の使用状況等を踏まえながら、墓地管理運営の健全化を図ってまいりますため、墓地販売等も含め市内の石材組合等へ委託することもあわせて検討をしていきたいと、かように考えておる次第でございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆21番(井本敏男君) ありがとうございました。いろいろとこれから庁内検討委員会で事業計画を煮詰めていくというふうなご答弁でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 議案第133号の唐津市火災予防条例一部改正ということで、消防長の方からご説明いただいたわけでございますけれども、私、最初この条例を見てみまして、民間のアパート経営者、管理者の方の設置義務条例かなというふうに感じておったんですけれども、今の消防長の説明を聞きますと、やはり家庭、一戸住宅、個人の住宅にこの防災用の機器類を設置しなさいというふうに受け取ったわけでございますけれども、そのように理解していいんですか。いやいや、そうなればですね、周知徹底、これは周知徹底をどうされるのか、恐らく建設会社あるいは建設ホーム、そういった方に周知徹底されるのか、そういった啓蒙というか、その辺をちょっと詳しくご説明をいただきたい。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) お答えいたします。 先ほど住宅にも設置が必要かということですが、おっしゃられるように一般の住宅、それから共同住宅、そういうものが対象になるようになります。 それから、どういうふうにして周知を図るかということでございますが、今回この条例の議決をいただきましたら、市町村の広報紙、行政放送、有線テレビ等を通しまして広報に努めたいと思います。また、関係団体の方にもですね、ご説明を申し上げて、今後、来年の施行時期、6月1日に向けて周知を図っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 井本議員。 ◆21番(井本敏男君) 私の質問事項はこれで終わります。あと数人の方がまだ唐創会ございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 嶺川議員。 ◆35番(嶺川美實君) 平成17年度唐津市一般会計補正予算案について質問いたします。 9款の消防費について質問いたします。初めに、3目の消防施設費について、老朽化した消防ポンプ格納庫の建てかえ及び現在格納庫の確保のための用地取得をすることにより、地域防災の充実を図るものとあります。事業内容は、柏崎格納庫建設費、北波多稗田格納庫建設費、和多田本村格納庫用地取得費とありますが、詳しく説明をお聞かせください。 次に、同じ3目の消防ポンプ自動車購入費について、老朽化した消防ポンプ自動車を更新し、消防力の整備、強化を図るものとされておりますが、何年ぐらい経過したものを更新されるものかお聞かせください。 次に、6目常備消防施設について質問いたします。35メートル級はしごつき消防ポンプ自動車分解整備費とあります。導入後9年を経過した35メートル級はしごつき消防ポンプ自動車のオーバーホールを行い、はしごつき消防自動車の性能、安全確保を図るもので、事業内容として39メートルはしごつき消防ポンプ車の分解整備一式とありますが、はしごつき消防ポンプ車の性能が落ちたから、分解整備を行うものか、また定期的に行うものかをお聞きいたします。 その次に、水槽つき消防ポンプ自動車更新について、今回は北部分署に配備されるものということですが、今後どこの分署にも更新時には水槽つきポンプ自動車を配備されるものか、以上消防費4点につきまして質問いたします。 ○議長(熊本大成君) 根岸総務部長。          (総務部長 根岸 保君登壇) ◎総務部長(根岸保君) 嶺川議員さんのご質問にお答えをいたします。 まず、消防ポンプ格納庫建設費でございます。場所ごとにご説明をさせていただきたいと思います。柏崎消防ポンプ格納庫でございますが、用地費と建設費とございます。まず、用地費が柏崎は83平米ございまして、それを63万800円の予定で購入しようとするものでございます。さらに、現在老朽化しております格納庫を解体する費用を44万円、新しく建設する建築費を856万5,000円程度、さらに移転補償費、その土地に建っております移転補償費を37万8,000円程度、もろもろ入れまして柏崎は1,003万5,000円程度所要額を計上いたしております。 次に、北波多稗田の格納庫でございます。ここは、新たに建設するだけでございまして、建設費が600万程度、さらに確認申請、登記手数料等入れまして602万1,000円でございます。 最後が和多田本村の格納庫用地の購入費でございます。前回の議会でもご説明いたしましたように、今格納庫があるところが分譲予定地になっておりまして、移転か購入か求められておりまして、地元にお願いをしておりましたが、適当な移転用地がないということで、このままその分譲予定地を購入させていただくことにいたしております。175平米で1,051万5,400円の所要額でございます。合計2,657万3,000円でございます。 次の消防ポンプ自動車購入費は、老朽化しております消防ポンプ自動車を1台更新をするもので、今回更新しようとする消防団は呼子の消防団でございます。申しわけございませんが、経過年数等今調べておりますので、後ほどお知らせいたしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 渡邊消防長。          (消防長 渡邊信介君登壇) ◎消防長(渡邊信介君) 嶺川議員さんのご質問にお答えいたします。 35メーターはしごつき消防ポンプ自動車の分解整備につきまして、これは定期的なものか、故障が来たからかというふうなご質問ですが、このはしごつき消防ポンプ自動車につきましては、高所作業をする関係上、職員の安全も兼ねまして、毎年メーカーの方で定期点検をやっていただいておるわけですが、その中で特に劣化がひどいようなところの指摘をですね、例えばはしごを35メーターまで上に上げる場合、ワイヤで巻き上げるわけですが、そのワイヤが劣化をしておると、それから調整しろがもうなくなっておると。それから、はしごを回転させるときに、ギアをかませて回転するわけですが、これがかなり間隔があいて、がたが大きくなっておるとか、シリンダーからの油漏れ、油圧ホースの劣化というふうな指摘を受けておりまして、この車両につきましては平成8年3月に整備いたしまして、現在9年がたっております。そこで、国の方といたしましてですね、国の方から適正なオーバーホールの標準、基準といたしまして、おおむね7年をめどにやりなさいというふうな国の方からの安全のための指針が示されておりまして、それとあわせまして9年たっておりますので、かなり経年劣化もきておりますし、先ほどご説明いたしましたような指摘も受けておりますので、多額の費用を要しますが、今回お願いしておるところでございます。 それから、水槽つき消防ポンプ自動車、今後分署に配備する場合、この同じ型で配備をするのかというご質問ですが、今後分署の消防車につきましては1.5トンのこの水槽つきの消防ポンプ自動車を順次配備していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 嶺川議員。 ◆35番(嶺川美實君) それでは、2問目の質問に入りたいと思います。 まず、消防ポンプ格納庫につきまして、先ほど部長の方からご説明がございました。柏崎は用地取得だけ、北波多は土地があるから、建設費だけというふうなご答弁、それから和多田のやつは格納庫がその土地に建っているわけですね。ということでご説明いただきました。そういうことで、地方自治法には、すべてその市町村の消防の費用は出費しなければいけないと、消防組織法の中の第3章の自治体の機関ということの第8条にうたわれております。それはそれとして適正であると思いますけれども、その北波多の場合は土地はもともとどういうふうな土地なのか、村有地が今度市に移管されたものか、その前に、例えばその和多田の本村のやつは分譲地にあったところの土地に消防団の格納庫があって、そのときにはどういうふうな方法で消防格納庫を建てられておられたものか、その点につきまして詳しくご説明をいただきたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 根岸総務部長。          (総務部長 根岸 保君登壇) ◎総務部長(根岸保君) ご答弁申し上げます。 まず、先ほど回答できなかった分についてです。呼子支所管内のポンプ自動車の経年変化ですが、平成2年に購入をいたしまして14年経過をいたしております。 続きまして、ただいまのご質問でございます。柏崎は、ちょっと議員さん、私の説明が悪かったようでございますが、土地と建物と一緒に今度整備するということでございます。柏崎につきましては、個人の所有者の土地を借用いたしておりましたが、購入をしてくださいということでございましたので、適地であるということで今回購入をさせていただきます。 また、和多田本村の土地は、JA唐津の所有地でございまして、ご厚意でさせていただいておりましたが、今回あそこ分譲するということで、区画分譲される前からご相談、どうにかしてくださいということでご相談あっていましたが、先ほどご説明いたしましたように移転するのか、購入するのかと、この二者択一で購入をすることにいたしました。 北波多のことにつきましては、ちょっとお待ちをいただきたいと思います。申しわけございません。 ○議長(熊本大成君) 松本北波多支所長。          (北波多支所長 松本律夫君登壇) ◎北波多支所長(松本律夫君) 嶺川議員さんのお尋ねにお答えいたします。 北波多稗田格納庫の建設でございますけども、この場所につきましては旧北波多村の所有地でございます。ですから、合併に伴いまして市有地ということになります。 ○議長(熊本大成君) 嶺川議員。 ◆35番(嶺川美實君) どうも答弁ありがとうございました。私、郡部から、旧町村から出身でございまして、旧町村の場合、ただいま格納庫が建っている場所ですね、それはほとんど町有地じゃないわけですよね。例えば神社用地であったり、公民館の用地であったり、市有地であったり、そこに各集落または地区の方が、各15集落あったですけど、厚意でもってとにかく消防格納庫を建設したいというふうなことで、そうしたら、その建設場所は地区、また集落で用意している。あとの上物は、格納庫については全額町が負担しましょう。それと、抱き合わせで消防団員さん、いろいろと寄ったりされますので、詰所、その分の詰所の建設費の用地を案分して、5割は地区から出してくださいというような建設の仕方だったわけです。そういうことで、私も今回この用地の公有財産購入の金額がありましたもんで、今後そういうふうな問題で出てきやせんかというふうな懸念がありまして、また旧市の和多田なんかは、土地がかなり高い場所でありますし、柏崎と比べても、また違うということでございましたので、一つのこれは問題の投げかけということで、今回はその面までも、やはり今後ともですね、旧郡部でそういうことがあっていないかということで、あと調査もされましてですね、どういうふうになっているかと。今すぐここで答弁はようございますが、そういうふうな旧消防団と新消防団と、そういうふうな経緯がありますもんで、一つの質問をしたわけでございます。この問題につきましては、そのくらいでようございますけれども、また各支所からもいろいろご意見をお聞きいただいてやっていただきたいと思っております、今後につきましても。了解です、私も十分わかりますから。 それと、消防ポンプ自動車の更新ですね、先ほど14年と言われましたけれども、旧町の場合は15年で大体更新をしておりました。私も役職柄総務委員長やっておりましたので、消防団所轄でありましたので、15年経過したやつは消防ポンプ、機材は更新というふうなことで、本当に15年たっても余り使いませんので、新しく、また距離数も四、五千キロしか走っておりませんけど、これはもう団員の安全確保という意味からですね、更新をしていただいております。幾らかまだ残っておりますけれども。 それと、旧町村は山間部でございましたので、ほとんど4輪駆動車に更新を積載車もしておるという状態でございます。そういうふうな状況でございますので、あともっておつなぎしますけれども、消防長ですね、あと問題で、はしご車は十分なご答弁いただきました。その後、南部署が今のところまだその水槽つきがありませんので、山間部でございまして、積雪の場合ありますので、例えばそれを4輪駆動にするか、何かいろいろ今後とも計画、更新につきましては精査してくださいますように頼んでおきます。あと、答弁要りませんので、私はこれで終わります。 ○議長(熊本大成君) 水上議員。 ◆14番(水上勝義君) 14番、水上勝義でございます。議案質疑をさせていただきます。 議案第121号 平成17年度唐津市一般会計補正予算の農林水産費の中から2点だけ質疑をしたいと思います。 まず、1点目の質疑でございますが、新規事業の唐津湾海底耕うん事業費についてお伺いしたいと思います。唐津湾の海底を耕うんすることにより、堆積物の除去及び海底質の改善を行い、漁場の機能回復を図る目的で行われるとお聞きいたしましたが、現状はどのようになっているのか、また事業の内容についてお伺いをしたいと思います。 2点目でございますが、玄海藻場造成事業費補助金について、現状と事業の内容についてお伺いいたします。 以上、2点をお伺いし、1回目の質疑といたします。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) まずは、唐津湾海底耕うん事業についてお答えを申し上げます。 現在クルマエビ、ヒラメ、ハマグリ等魚介類の育成場であります、また漁場でもあります唐津湾は、流入する河川からの流草木や海外から漂着する漂流物が海底に堆積することによりまして、漁場の環境が大変悪化をいたしております。当該海域で操業する漁業水揚げ量が減少もいたしております。このため、海底を耕うんすることで堆積物の除去と海底を耕すことで海底質の改善を行い、漁場の健全な機能回復を図るものでございます。当該事業は、国、県の補助を受けて行うものでございまして、当面平成17年度と18年度の2カ年実施予定をいたしておりまして、海底質の改善やクルマエビの漁獲量の推移を見て、さらに継続して実施をいたしたいというふうに考えております。平成17年度の実施につきましては、作業日数を4日間、延べ35隻程度の船で計画をいたしております。 耕うんの広さについてご説明申し上げますが、約300ヘクタール程度、実施場所につきましては東唐津地先、浜玉地先の唐津湾共同漁業圏域外の海域でございます。また、実施に当たりましては、気象や潮の干満等を考慮しまして、漁業関係機関と十分協議をして進めたいと考えております。 次に、藻場造成事業についてご説明をいたします。玄海藻場造成事業は、県が事業主体となって、高島地先と馬渡島地先の海域に母藻を供給するためのアラメ藻場を造成するものでございます。藻場は、胞子が付着しても、流れによりまして転がってしまい、砂やれきや太陽光が届かない深いところでは形成されないようでございます。したがいまして、周囲に藻場が形成されている砂やれきの海底に自然石を投入して藻場の増大を図れる場所を選定いたします。 事業規模でございますが、予算規模、地元負担金等を考慮して、おおむね1カ所1億円程度と考えております。本事業では、海岸線地先約50から60メートルの水深10メートル前後の既存の藻場の周辺にございます砂泥域に自然石を投入いたしまして、その自然石に母藻を移殖し、藻の種を近隣に放出させることで藻場を造成、回復させようとするものでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(熊本大成君) 水上議員。 ◆14番(水上勝義君) 再質疑をさせていただきます。 海底耕うん事業の現状、それから目的についてはですね、わかりやすく説明をしていただきましたけれども、海底耕うんの方法はどのような方法で行われるのか、またどのような機具を使って行われるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) 具体的な作業方法のことでございますが、耕うんの方法は幅1.6メートルの鉄製の棒に、海底を耕すために15センチ程度のつめ17本を取りつけて、さらにその後ろの方にごみ収集用の網を取りつけました特別製作の海げたといったものを漁船で引っ張って行う予定でございます。農業でいいますれば、代かきのときに使うような、ああいったものでございます。使用する漁船は、4トン程度の漁船で、まき網機具を着装した漁船を使用する予定でございます。 ○議長(熊本大成君) 水上議員。 ◆14番(水上勝義君) 私は農業ですので、今言われたようなことで、大体昔使ってやった代かき用の機具のようなものであるかなと思っておりますが、海底耕うんを行ってですね、どのような効果が期待できるのか、そしてまた効果の確認はどのような方法で行われるのかお聞きし、また今後継続してこの事業が行われるのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) 事業効果についてでございますが、海底を耕うんすることで堆積物の除去と海底質の改善を行いまして、漁場の健全な機能を図ることにより魚介類の育成を図り、漁業生産の拡大に結びつけるものでございます。確認というのは、非常に難しいこともございますが、具体的には県の水産振興センターが海底質の監視のために設置をしている玄海漁場環境保全調査といったものがございますが、水質調査とか、底質、底生の生物調査を毎月やっているようでございますけども、そういったものとクルマエビ等の魚介類の水揚げ動向によりましてですね、その効果を測定していきたいというふうに考えております。 また、事業の継続の件でございますけども、平成17、18をとりあえず行わさせていただいて、19年度以降についてもですね、県に対し関係団体とともに要望してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 水上議員。 ◆14番(水上勝義君) この事業についてはですね、非常に漁民の方も関心があると思っておりますのでぜひ継続していただいて、また海底のごみ等もですね、除去していただければいいんじゃないかなと思っております。 次に、玄海藻場造成事業費補助金についてですけれども、これの現状と目的について、またわかりやすくですね、言われましてわかりましたけれどもですね、藻場を造成するためにはですね、どのような規模と、また方法で行われるのか、またどのような条件があるのか、また場所の選定についてはどのようにされているのか、事前調査はされているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) 造成範囲の事業規模でございますけども、海底の状況等をですね、調査してから決定されるようでございますが、おおむね0.6ヘクタール程度で、秋の着工というふうに伺っております。藻場の設置箇所についてはですね、地元漁協から県へ要望調査申請に基づきまして、現地立合の上、数カ所の造成可能地域が選定されます。事前調査の件でございますけども、漁業者から県への要望により候補地が選定されて、それに基づいてですね、事業決定前の詳細調査が海上から陸上からの目視調査といったもの、それから漁業者からの海底質や潮流についての聞き取り調査をして行われます。事業決定後の事業着手前には、県により測量試験調査が行われる予定です。調査内容は、海底質状況、それから藻場の繁茂状況、造成可能範囲の測量、それから投げ込みます石の安定計算、そういったものになっております。その安定計算に基づきましてですね、自然石を安定させるための囲い所と申しますか、周りの自然石を投入するかどうかについてはですね、検討を行いですね、全体の事業規模とか手法が決定されるというふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 水上議員。 ◆14番(水上勝義君) ただいま言われましたように事前調査については、漁民の方々の目視調査等があって決定されるというふうなことですけれども、この藻場造成事業により、またどのような効果が期待できるのか、それからまた今後継続的な事業が行われるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 北島農林水産部長。          (農林水産部長 北島正信君登壇) ◎農林水産部長(北島正信君) 効果の件でございますけども、過去のことをちょっと申し上げたいと思います。これは、旧唐津市のことでございますが、唐津湾におきましてですね、過去4カ所、湊、浜、唐房、屋形石、湊、岡と造成がされておりまして、そのことについて参考のために述べさせていただきたいと思いますが、2年ほどしてからですね、藻が成長しておりましてですね、県はそういった繁茂状況見ましてですね、藻場の造成事業を玄海グリーンコースト創生事業といった事業でですね、これまでのですね、アナメバとあわせてですね、砂とか土の部分にも分布する甘藻場というものがあるそうでございますが、も造成していき、玄海地域の藻場造成を総合的にですね、図っていきたいというふうにされております。今後のことでございますが、市といたしましてもですね、藻場造成に県等のですね、関係機関と十分連絡をとりながらですね、継続をお願いし、また支援もしてまいらなきゃならないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 水上議員。 ◆14番(水上勝義君) 今唐津市において4回実施されていると、また2年ほどしてから甘藻等が成長していくというようなことを聞きまして、本当にいいことだなと思っています。 また、県、それから関係する漁業組合との連絡をですね、十分にとっていただいて、そして漁業振興に努力をしていただくということをお願いいたしまして私の議案質疑を終わりたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 15時15分に再開することとし、休憩します。                   ~~~~~~~~〇~~~~~~~~                     午後 3時12分  休憩                     午後 3時17分  再開                   ~~~~~~~~〇~~~~~~~~ ○議長(熊本大成君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案質疑を続行します。 田中良典議員。 ◆34番(田中良典君) 唐津市急傾斜地崩壊防止事業分担金徴収条例制定についてご質問を行います。 今回提出されました唐津市急傾斜地崩壊防止事業分担金の徴収条例の説明がなされたわけでございますが、第2条の分担金は当該事業の施行により、特に利益を受ける者から徴収すると、以下第6条までの条例文が記載をされております。この分担金の制度については、合併前のいろんな関係市町村の調整方針項目として提示をされてきております。今回の条例は、あくまでも県単事業の部分に限定されるというふうに認識をいたしておりますが、それは間違いないかどうか、まず最初に確認をいたします。 それから、旧町村部におきましては、受益者の負担率が0%から10%の範囲内であったと。これが今回の改正では25%を徴収したいというふうなことになっております。そういう観点から、現在新唐津市になりまして各旧市町村の事業量の未整備部分といいますか、残りがあろうかと思います。それの残りの事業量について伺いをいたします。 その次に、それをもとに今度もしこの条例を制定した暁に、今までの町村の事業の進行ぐあい等に大変な影響を及ぼすであろうというふうなことが予想されます。それに対する考え方を伺いをいたします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 田中良典議員さんのご質問にお答えします。 第1番目のご質問の県の事業だけなのかというご質問でございましたけれども、県の分担金に関してだけの話でございます。県は、あと国の補助をいただいて事業を実施するわけでござい、そういった場合もございますけれども、そういった事業の実施をする場合につきましては7,000万円以上につきましては県が国の補助をもらって事業を実施していきます。いずれにいたしましても、ご質問のこれは県の事業に関してだけなのかという質問でございますが、これは県の分担金の条例につき、唐津市が今度17年の4月1日からこの事業につきましては引き受けると、こういうふうになったわけでございます。 それから、以前はどう分担金を分けてあったのかというご質問でございますけども、個人の受益者分担金につきましてはですね、唐津市は10%、浜玉支所は5%、それから厳木支所は2.5%、相知支所は10%、北波多支所10%、肥前支所10%、それから鎮西支所10%、呼子支所はゼロというようなことでございました。 それから、残工事としてほかにないのかということでございますけれども、現在指定箇所は121カ所ございまして、完了が105カ所、着手は16カ所と、こういうふうに未着手はゼロというようなことでございます。しかし、未指定箇所数というのもございます。これにつきましては、指定はしていなかったんだけども、実際にがけの崩落があったと、そういった場合につきましては後で指定をすると、そういったこともございます。 それから、今後こういったことが急傾斜の崩壊があった場合には、そういうふうに、どういうふうに進めていくのかと、今後そういった箇所ができた場合にはどういうふうに進めていくのかというご質問でございますけれども、まずはこういった箇所をつくらないのが一番よろしいんじゃないかと思うんですけども、大体本来、建築基準法ではですね、高さの1.5倍は、それだけ距離を離しなさいという建築基準法がございます。本来ならば、こういった急傾斜崩壊防止というのは、こういった高さの1.5倍を外しておけばですね、そういったことも、起こったにしても災害はないと。人命に対しての災害はない。建物に対しての災害はないと、そういうふうなことでございましてですね、なるべく今後につきましてはですね、そういった場所につくられる場合につきましては、やはりその本人さんがそういった擁壁をやっぱりつくって、そしてこういった箇所をなくしていくというのが一番よろしいんじゃないかと思いますけれども、いずれにしましてもこの急傾斜防止、建築基準法がですね、ない、なかった以前に家があった場合、そういった場合もございます。そういった場合につきましてはですね、やはりこういった事業でその受益者に対してですね、市民の安全、安心を守っていく義務は当然行政にあると、このように思います。今後そういった場合がどんどん出てくる場合には、役所はどういった対応をしていくのかということでございますけれども、まずはそういった箇所がないように願うことではありますけれども、出た場合につきましてはですね、やはり基準に沿って、例えば5世帯以上とか、角度が30度とか、それから高さが5メーター以上とかですね、そういった基準に沿った見方をやって、そしてそういった基準が合っていれば、やはりやっていかなければならないと、そのように考えております。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 田中良典議員。 ◆34番(田中良典君) 県単事業に限るという説明でありました。7,000万以上は国の事業にのっかるという説明でございましたので、調整方針の中にうたわれておりますように、国営事業の方も受益者の負担率が0%から10%までの幅があります。これは、今後調整されるであろうというふうに思いますが、この点につきましても、より受益者に負担がかからない負担率というものにお願いをいたしておきます。 きょうは、せっかく各支所長さんたちのデビュー戦でございますので、各支所長さんたちにお聞きをいたします。先ほど建設部長の説明によりますと、指定箇所121カ所のうちに現在105カ所はもう工事済みであると。残り16カ所が現在その事業のただ中にあるという説明でございました。各支所ごとに何カ所ぐらいあるもので、その大体の工事規模はどれくらいあるのかをお伺いをいたします。手始めに浜玉町からどうぞ。 ○議長(熊本大成君) 山﨑浜玉支所長。          (浜玉支所長 山﨑達男君登壇) ◎浜玉支所長(山﨑達男君) お答えいたします。 基本的には、我が町といいますか、支所ですね、つきましては公共とあわせ持ってやっているというふうなことでございまして、採択条件に合うところについては、基本的には公共事業に対しては終わっておるだろうと、公共の急傾斜ですね、は終わっておるだろうというふうな認識をしております。 それから、県単分につきましても公共とあわせ持って実施をしておるということでございまして、これにつきましてもほぼ終わっているんじゃないかというふうに認識をしております。 ところが、今先ほどにも話が出てきましたように、状況とか条件等それぞれ変化が出てくると思います。それによっては、二、三カ所程度はまた出てくるのではないかというふうに考えておるところが現状です。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 三塩厳木支所長。          (厳木支所長 三塩政廣君登壇) ◎厳木支所長(三塩政廣君) うちの方も、厳木支所も中山間ということで急傾斜たくさん多いですので、いろんな県単をいただいております。今言われました16カ所ということでございますけども、工事はたくさんしてくれましたけど、今回どのくらいの要望があるか、ちょっと後でもって説明をさせていただきたいと思っております。建設部長さんの方で集計が上がってきておりましたら、後で答弁をしていただきたいと思いますけど、何カ所ということでは、今のところ把握しておりませんので、後でもって報告させていただきます。 ○議長(熊本大成君) 緒方相知支所長。          (相知支所長 緒方年明君登壇) ◎相知支所長(緒方年明君) 田中議員さんのご質問にお答えいたします。 相知支所の件でございますが、相知支所につきましては急傾斜地、そういうふうな指定をされた箇所がたくさんございます。今回の6月補正で急傾斜地崩壊防止事業1,400万の補正を計上いたさせていただいておりますが、この件は相知支所管内2カ所の分をお願いしているところでございます。残事業はいかがということでございますが、当然ある程度の残事業はあると思いますが、その箇所と数、そういうものは今のところ十分把握をいたしておりませんので、後ほどご報告をするということにさせていただきたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 松本北波多支所長。          (北波多支所長 松本律夫君登壇) ◎北波多支所長(松本律夫君) 急傾斜地崩壊防止事業につきましては、北波多支所管内につきましては国の補助対象事業、これが10戸以上ということになっておりますけども、その事業、それからその10戸未満につきましては5戸以上からですね、県単事業でこれまで事業を進めてきたところでございます。国の補助事業につきましては、あと1カ所程度ですね、現地が残っておりますけれども、先ほどからお話があっておりますとおり、分担金の負担が当然生じてくるわけでございますので、なかなか地権者の方のご同意を得られないというのが実情でございます。それから、5戸以上の県単事業につきましては、あと三、四カ所はですね、残っておるような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 渡辺肥前支所長。          (肥前支所長 渡辺敏郎君登壇) ◎肥前支所長(渡辺敏郎君) 肥前支所長、お答えいたします。 急傾斜地崩壊事業につきましては、肥前町地域内ではほぼ完了しているところでございます。今後ですね、その指定地域内での要望があった地域、あともしくは地区におきましては、今後のそういった要望事項に沿って申請をしていくということになろうかと思います。ちなみに16年度の事業につきましては2件ですね、事業費が600万ということでございます。 以上で終わります。 ○議長(熊本大成君) 古館鎮西支所長。          (鎮西支所長 古館祐基君登壇) ◎鎮西支所長(古館祐基君) お答えいたします。 鎮西支所管内では、ほとんど急傾斜地の工事は終わっております。それで、名護屋大橋がございますけども、その下に1カ所まだ工事未完成の部分があるそうでございますけども、この場所につきましては個人住宅ではございませんで、事業所、一応漁業関係の事務所というふうに承っておりますので、実施等の時期については現在のところ不明でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 平川呼子支所長。          (呼子支所長 平川範雄君登壇) ◎呼子支所長(平川範雄君) 呼子支所管内につきましては、現在進捗率につきましては94%ほど完了しております。それで、現在、今年度事業としまして加部島の片島地区を一応実施しておるような状況でございます。 以上です。 ○議長(熊本大成君) 田中良典議員。 ◆34番(田中良典君) 唐津市についてお伺いをいたします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 唐津市本庁分につきましては、指定箇所が24カ所ございまして、完了24カ所と、このようになっております。しかし、現在終わっておいてもですね、またこういった指定をしていなかったところがやはり本庁及び各支所にも出てくると思います。そういった場合につきましては、そのときにまた指定をし、また工事をすると、こういったことになっていくんではないか、このように考えております。 ○議長(熊本大成君) 田中良典議員。 ◆34番(田中良典君) ありがとうございました。私の所管でございますので、これ以上は、委員会の方でさらに議論に入りたいと思います。 以上でございます。ありがとうございました。 ○議長(熊本大成君) 瀧本議員。 ◆26番(瀧本隆仁君) 午前中から一般にわたって質問がずっと一般的な予算についてもされましたので、それについて全般的にはやっておきます。また、私が質問しようとする件については、今も田中議員の方からされたんで、大体わかっておりますけど、ちょっとその内容についてお聞きしたいと思います。それで、議案、今の127号の唐津市急傾斜地崩壊防止事業の分担金徴収条例についてと、それと、それに伴う補正、急傾斜地防止事業の補正がなされております1,400万、それについてと、それと商工費の大手通り、中町通り、さっき議員から質問があっておりました件についてちょっと触れてみたいと思います。 じゃ、まず補正の1,400万の内容について、全体事業費として1,400万で、これに関する関係戸数をひとつお願いいたします。 そして、127号の分担金条例については、これに伴う内容について伺いたいと思いますので、まず補正の方からひとつお願いします。 それから、商工費の件についてでございますけど、これについても全体の事業費をお願いしたいと思います。 まず、それからお願いします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 瀧本議員さんのご質問にお答えします。 急傾斜崩壊防止事業費の予算が1,400万円ついておるが、その内容はどういったことなのかというご質問であったと思います。先ほど相知の支所長から答弁がありましたように、相知町の藤原地区及び下大野地区の2カ所を事業費1,400万円で予定をいたしております。藤原地区につきましては、延長18メートル、コンクリート擁壁工事及び防護さく工事で1,000万円を予定をいたしております。また、下大野地区につきましては、延長13メートル、ブロック擁壁工及びのり枠工で、事業費は400万を予定をいたしております。 なお、事業の財源につきましては、県補助金が700万円、市及び受益者負担金が700万、合わせて1,400万を充当するように、このように考えております。 以上です。          (「関係戸数」と呼ぶ者あり) ◎建設部長(進藤仁君) 失礼いたしました。戸数は、この条例にありますように5戸以上、角度30度以上、それから擁壁の高さが5メーター以上と、こういうことでございます。 ○議長(熊本大成君) 関係戸数と言われましたよ。          (「関係戸数は何戸。採択基準じゃないです」と呼ぶ者あり) ○議長(熊本大成君) この事業にかかわっておる戸数は何戸なんだということ。 ◎建設部長(進藤仁君) この事業にかかわっている戸数は14戸でございます。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) 大手通り、中町通りと景観形成事業費の総事業費についてお答え申し上げたいと思います。 17年度、総事業費は1,250万円でございます。 ○議長(熊本大成君) 瀧本議員。 ◆26番(瀧本隆仁君) 14戸での350万という負担というのは、大変厳しいようでございますし、さっきの田中議員からも質問が出ておりように、町村では0.5%ぐらいの負担率であったわけでございます。それが今度25%となれば、相当の負担になって、これが2戸とかなってくると大変厳しくなると思いますので、今度ここに制定されております唐津市の急傾斜崩壊防止事業の中で、分担金の額は年度ごとに当該事業費を県から受けた補助金50%ですね、の額を除いた額を超えない範囲内で市長が別に定める。ここで一つ、市長が定めるというのは、これは規則で定めるのか、何で定めるのか。それと、その負担金の徴収方法については、毎年度ごとに年度分の全部を当該年度に一時に徴収するとなっております。第5条です。分担金の減免と、これについてはえらい、考えようによってはどこをとっていいのかちょっと市長の考え一つでは、どうにもなるような条例でないかと思っています。市長が特に必要と定めるときは、分担金も賦課徴収を延期し、延期ですね、これは、もしくは分割し、または分担金を減額し、もしくは免除する。これのおのおのに対しての該当するのは、どういう場合で該当していくのか、その点は、この条例が制定されれば、市長は相当頭を痛めてくるのじゃないかと思います。そのもう少しすっきりした、どういうふうに、一発で減免するとか、できるとかあればですけど、段階ごとにずっとこの減免措置がとられているようでございますが、これについての回答をお願いいたします。 それと、今度この事業が、県事業がなくなって、これは市町村に移行された事業だと思います。そうするに当たっては、今までの5戸以上とか、傾斜度が何度とかいうのについての採択基準、市で新たな採択基準を設けなくては、今までの県の採択基準においてやるなら、その基準をお伺いするわけ、何によって今からこの事業を採択していくのか。もう事業は完了しているというわけですけど、うちの肥前町においては地すべり指定地域、急傾斜地域で、町全体がその指定地域になるような地域であるわけです。今後どういう、その崩壊防止事業に該当する地域が出てくるかわかりませんで、その時点では何かの基準がなくては採択はできないと思います。その点ひとつお願いいたします。 それと、ここに、下にある、この条例は公布の日から施行するというのがこの条例の制定だと思います。下の佐賀県土地改良事業に係る分担金徴収要綱の一部改正というのは別の事業で、2項の方はちょっとここに適用するのだろうかなという考えがあるわけですけど、この辺については、この急傾斜地崩壊防止事業というのは、今度市の方に移行していくのじゃないかと思います。その点お願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 坂井市長。          (市長 坂井俊之君登壇) ◎市長(坂井俊之君) 瀧本議員さんのご質疑にお答えを申し上げます。 私の方からは、市としてのどういった対応をいたしておるかという現状につきましてお答えを申し上げたいと思います。これまで県主催の急傾斜地崩壊防止事業及び土砂災害防止の会議の折に、県営事業の継続及び受益者負担の据え置き等について要望をしてきております。また、平成16年度には、佐賀県市長会からも県知事に対しまして受益者負担率の据え置きと事業主体の継続について強い要望を行ってきておるところでございます。 なお、議員さんご指摘のとおり大変各支所を回ってみまして、この急傾斜地の問題の部分、大変お困りでいらっしゃるという部分をまた私自身も実際見に行きまして、いろいろ感じさせていただいたところで、まさに今頭が痛いとおっしゃっていただきましたが、大変考えなければいけない部分でありまして、市長会を通じて私どももしっかり県の方には要望してきておるところでございます。 なお、詳細につきましては、建設部長にお答えをいたさせたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 瀧本議員さんのご質問にお答えします。 先ほど戸数は何戸あるのかということでございましたけれども、5戸と9戸でございます。だから、それの5世帯で25%分担すると、それから9世帯で25%分担すると、こういうような形になっていくと、このように考えております。 それから、この事業は、県が市に引き継いだわけでございます。そして見ると、この事業は唐津市だけが引き受けたのかと申しますと、そうではございませんで、県内全市がこういうふうに県の方から市の方に引き受けをするというようなことになったわけでございます。旧唐津といたしましてもですね、こういったことに関しては県が事業をしておるから、今までしてあったから、今後も市でやっていただきたいというような要望は何回となくやったわけでございますけれども、いずれにいたしましても現在の唐津市が、それとほかの7市ですかね、そういったところも全部市の方で受け持ちをするというようなことになりました。 それから、条文でございますけれども、今いろいろ書いておりますけれども、これは市長が認める場合は云々というふうにございます。いずれにいたしましてもですね、一括での工事が終われば、一括で納入をしていただくというような要綱になっております。しかしながらですね、やはり一括でこれだけの工事が納入をすれば、工事が終われば、支払うことができない人もいるかもわからないわけでございますから、そういった人に関しましては再度話をしてですね、これを2回に分けるのか、3回に分けるのかですね、こういった話し合いも出てくるんではないかという予想をしながら、この条文をつくっておるわけでございます。 以上のようなことでございます。 それから、採択のですか、採択の基準はやはり県がですね、市に50%補助をいたします。県が市に50%補助いたします。そうすると、県はやはり採択基準をつくっておかなければならないということで、先ほど私が申し上げましたように、例えば5世帯以上、のり面の高さ5メーター以上、角度は30度以上と、こういった採択基準が県が補助要綱としてつくっておりますので、唐津市につきましてもこの補助要綱に沿いまして分担金条例をつくったわけでございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 瀧本議員。 ◆26番(瀧本隆仁君) もう一つ、ちょっとお尋ねいたします。 これは、あくまでも唐津市、市町村に出されたので、その市の事業主体は市になってくるわけでしょう。それだから、その分担金条例も制定する。だったら、県のその50%補助に対しての補助採択基準というのはあっても、市が事業主体で行う場合には何に基づいて行うかという点でありますので、一つの事業に対しての条例なり規則なりは、県の基準に基づいて行うというわけにはいかないのじゃないかと思います。それだけ一つお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 瀧本議員さんのご質問にお答えします。 これは、あくまでも市がやるのだから、市の条例をつくるべきではないかというご質問でございますけれども、この市の条例を今提案をさせていただいているわけでございます。市の条例といたしましてはですね、県が50%補助するためには、こういった基準がなければ補助はしませんというふうになりますので、私たちも県の基準に合わせましてですね、市の条例として提案をさせていただいているわけでございます。例えば唐津市で独自に条例をつくってですね、例えば5世帯じゃなくて3世帯でもいいじゃないかと、そういったこと、角度もですね、30度じゃなくても、もっと緩やかなところでもいいじゃないかとか、そういったことでですね、やればいいかもわかりませんけどもですね、県が50%補助するためには、この基準がクリアできないと補助はしませんということでございますので、唐津市につきましてもこの県の条例に合わせてですね、私たちはこの新しい唐津市が施行主体していくためには今回この条例を提案させていただいたわけでございます。 ○議長(熊本大成君) 瀧本議員。
    ◆26番(瀧本隆仁君) その点はわかりますけど、後でこの点、じゃ委員会もまたありますので、そのとき論議をしたいと思います。 次に、商工費でございますけども、全体的には1,250万ということで、相当の費用も全体事業費は組まれておるわけでございます。16年度から始まって、16年度に5店舗が施行されたということで、今度も5店舗、18年度までで完了するということでございます。私は、この内容については、もう先ほど答弁あったので、わかりましたけど、これについての効果についてひとつお尋ねをしたいと思います。大変旧佐賀銀行周辺の整備もできて、古城をしのぶような町並みが唐津市の中には点々とできておるわけでございます。そうした中で、旧銀行のわきの駐車場等についても、やっぱりしのばれる唐津というような整備もされております。中町通りについても、歩道関係についてもネットでちゃんときれいな歩道もできたわけでございます。それについて、ひとつそれだけの事業を投資した上において現在、中町の活性化とすれば、昼間通ってみると、やっぱり朝市等のおばちゃんたちが出て、朝だけじゃなしに3時ごろまでは頑張って、青空市場ですか、そういうふうな傾向になっておるわけでございます。しかし、通りについては、商店街の業者さんの車等において買い物をするスペースというものは、車をちょっとでもとめるようなスペースがないような現状であると。それでは、客は寄りつかないだろうと私はいつも感じております。それと、夕方に夕映えがはえるころになれば、あの辺にはもう早く店が閉まって、よろい戸がおりた。おりた途端に歩道は駐車場になっていっております、今。そういう町をつくり上げるためにこれだけの金の投資をしたわけじゃないと思うわけです。それと、旧佐賀銀行の前あたりになると、夜になるとあそこは若者のたむろするような場所になって、車でも通るのには大変困難するような町並みになってしまっておる。これが整備された町だろうかという点を私は懸念しております。もう少しそれだけの金を投資すれば、そういう点にも十分効果を発揮する、やっぱり活性化を持ってくるような町になってほしいといつも感じておるわけでございますけど、その点について、やっぱり商工会の方との行政とがあってあるのか、ひとつお聞きいたします。 ○議長(熊本大成君) 松尾商工観光部長。          (商工観光部長 松尾博司君登壇) ◎商工観光部長(松尾博司君) お答えをいたしたいと思います。 この大手通り、中町通りの景観形成事業について、今年度2年目として実施をしていくわけでございますけども、今議員ご指摘のとおり、この通りについてまだ閑散としているじゃないかと、そしてこの経費を使ってですね、いかに効果を求めるかという問題意識を持ってのご質問、ご提言だろうと思います。活性化というものを見てみました場合に、活性化がどういうものかということを我々常に議論しておるわけですけども、町の中の店舗が次々に繁盛店が出てくるということが一つあろうと思います。その結果、店主に店舗を改装するなど、その設備投資に意欲が起きてくると。そして、その空き店舗へのテナントも参入が相次いでいく。そして、後継者問題も解消するということで、個店からまち全体に普遍的に広がっていく、その活性化がまちの活性化だろうというふうに思っておるわけでございます。そういった目標を持ちながら、この景観形成事業については我々邁進をしておるわけでございますけども、先ほど山下議員からもご質問ございましたけれども、その効果についてをですね、なぜ必要なのかという観点からお答え申し上げたいと思いますけれども、これまで本市におきましては中心商店街の先ほど申し上げました活性化のためにさまざまな施策を実施をしてきたわけでございます。それは、中心商店街が唐津の長い歴史の中で地域の文化、そして伝統をはぐくむ商業機能のみならず、地域における人、物、そして情報の交流の拠点としての各種機能を有する、いわば唐津のシンボルであり顔であるからでございます。その中で、市役所本庁を中心といたしまして、市街地で働き、暮らす人々の象徴となる中心性を形成をしてきたわけでございます。また、この中央商店街は、唐津の象徴でございますし、また象徴であり続けなければならないというふうに思っておるわけでございます。そうでなければ中心、そして核のない都市になるというふうに思うわけでございます。さらには、観光都市唐津という面から見ましても、JR唐津駅前一帯に広がる中央商店街のにぎわいが訪れた観光客にとりまして、中心としての印象を深めてもらうためにも中央商店街の活性化が必要であるというふうに考えておるわけでございまして、この事業ができたから、活性化がなるというふうには思っておりませんけれども、こういった事業をすることでですね、活性化に結びつけていきたいというふうに努力をしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 瀧本議員。 ◆26番(瀧本隆仁君) 今の部長の答弁には、私もよくわかります。私が言うのは、アルピノの駐車場があって、やっぱり観光客が唐津市内の観光を散策するにおいては、やっぱりきれいなまちであるということを印象づけなければならないわけでございます。それで、あの中には大変すばらしい鮮魚の店もあって、内容を見てみると、いろんな鮮魚が展示されております。それをよそから来た人はやっぱり玄海の魚となって、クール宅急便ででも送るような、立ち寄るような店にあってほしいと。それから、ずっと町の散策をしていただくというような、そのルート関係にしても一番重要なアルピノの駐車場が、あんな大きい駐車場があるわけですので、その点の唐津市中心部の活性化をひとつ、今部長の答弁についてはよく理解しておりますけど、その点について今後努力していただきたいと思うわけでございます。 これで私の質問終わります。 ○議長(熊本大成君) 堤議員。 ◆9番(堤武彦君) 9番、堤武彦でございます。一般会計の補正予算案の中の民生費のうち、放課後児童クラブのことについてお尋ねをいたします。 まずですね、この事業の概要といいますか、内容とですね、現在の今取り組み状況をまず教えてください。 ○議長(熊本大成君) 1点だけですか。 ◆9番(堤武彦君) はい、1点だけです。 ○議長(熊本大成君) 脇山保健福祉部長。          (保健福祉部長 脇山健治郎君登壇) ◎保健福祉部長(脇山健治郎君) まず、内容ということでございますので、お答えを申し上げます。 放課後児童健全育成事業というものは、平成8年度より実施しております。内容といたしましては、昼間保護者等が留守である、小学校低学年の児童に対しまして学校の放課後に生活指導を行うことにより児童の健全育成を図るという目的でございます。現在唐津市内28校区で29カ所で実施をいたしております。内容といたしては以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 堤議員。 ◆9番(堤武彦君) 済みません、ちょっと利用されておる子供さんの数も聞きたかったわけですけど、済みません。 ○議長(熊本大成君) 脇山保健福祉部長。          (保健福祉部長 脇山健治郎君登壇) ◎保健福祉部長(脇山健治郎君) 今登録者児童が393名、定員は655名でございます。 なお、待機者ということでございます。待機者もちょっと申し上げておきます。唐津市内とですね、浜玉学童保育所が唐津市内におきまして待機者が出ているところが4カ所、浜玉学童保育所が3カ所でございます。唐津市内の待機者が出ておりますところを申し上げますと、鬼塚児童クラブが2名、鏡山児童クラブが2名、成和児童クラブが10名、長松児童クラブが21名、浜玉学童保育所が3名。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 堤議員。 ◆9番(堤武彦君) この今ですね、部長が答えていただきました待機者ですね、待機者がちょっと今目立っておるということでございますけれども、この親がいないですね、放課後、昼間保護者がいない子供たちを預かる事業でですよ、ちょっと待機者がいるということはだれがみおらすとでしょうか、大体その。そういう人を助けるための事業と思っておりますけれども、そういう中で待機者がおるということはどのようなことになっておるわけでしょう。 ○議長(熊本大成君) 脇山保健福祉部長。          (保健福祉部長 脇山健治郎君登壇) ◎保健福祉部長(脇山健治郎君) 待機者がどのようにしているかということでございますけども、放課後児童クラブにおきましては通常ですね、新学期が始まります4月が一番多く登録がございます。その後児童の世話する家族が出てきたとか、兄弟が弟、妹の面倒を見るとかというような理由によりまして、登録者は減少しております。そこで、4月の時点で少しの待機者が出ていましても、しばらくすると待機者は解消されるというのが今までの状況でございました。しかし、昨年度ぐらいからですね、年度途中からの申込者もあり、待機者がなかなか解消されないという状況でございます。待機者の子供の方は、運動場で遊んだり、そういうふうなことで放課後児童クラブにはですね、来ないまでもですね、友達と遊んでおるという状況だと思っております。 ○議長(熊本大成君) 堤議員。 ◆9番(堤武彦君) 今ですね、成和校区ですか、10名が待機者がおるというお答えですが、成和校区、その学校が28校で、一つ何か成和公民館でされておるとが、この10名の待機者がおるということでしょうか、どうでしょうか。 ○議長(熊本大成君) 脇山保健福祉部長。          (保健福祉部長 脇山健治郎君登壇) ◎保健福祉部長(脇山健治郎君) お答えいたします。 成和校区は、成和公民館で行っております。28校区で29カ所と申しますのは、鏡山小学校区が2カ所、鏡山小学校は1カ所が空き教室、あと1カ所が原の児童館ということで、鏡山小学校は2カ所となっております。 ○議長(熊本大成君) 堤議員。 ◆9番(堤武彦君) この成和の公民館で私相談を受けまして、ちょっと見に行ったことがあります。やっぱり公民館だったらですね、何か大人を対象にした施設でしてね、その辺でですね、何かちょっと階段あたりもですね、学校としたらちょっと急かとかですね、そういう心配をされておる人もおられるわけですけれども、今後ですね、その一番多い10名の待機者がおられるですよ、成和校区あたりのですよ、今後の対応というんですかね、そういうことを何か対策といいますか、されておられるのかどうかお聞かせください。 ○議長(熊本大成君) 脇山保健福祉部長。          (保健福祉部長 脇山健治郎君登壇) ◎保健福祉部長(脇山健治郎君) 待機者の解消策でございますけども、通常はですね、まず通常、今までやってきたことから申し上げますと、20名以上の待機者が出た場合はなかなか解消ができません。そこで、20名以上の待機者が出た場合には、その解消のために指導員1名で25名を対応するということいたしておりまして、部屋にあきがあればですね、指導員の数をふやして定員をふやすと。場所がなかなか見つからないというときにおきましては、放課後児童クラブを別に開設するという方針でいっておりました。しかしですね、その成和クラブ10名の待機者もなかなか解消できないという状況にありますので、今、県内各地を調査いたしまして、定員の決め方というものを調査しております。一つの例を挙げますと、佐賀市、多久市、鳥栖市、武雄、定員を決めずにですね、来る者は拒まずというような状況で受け入れをしております。しかし、これはですね、健全育成を図る上から、唐津市としてはどうかと考えておりまして、今後唐津市に合った、できる限りですね、受け入れられる方向で定員の定め方を検討して、待機者の解消を努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 堤議員。 ◆9番(堤武彦君) 今佐賀市などを参考にされるということでございます。私もですね、この待機者がおるというたら、すぐですね、いや、何で、子供やけんですね、私のごて横幅広かといっぱいおるとですね、それは入らんですね、子供やったらですね、何とかその辺は入るとじゃなかだろうかとまず私も思いました。そういうことでですね、子供たちはですよ、例えば1学年進級するときにですよ、2週間たったら、もうあなたは定員がオーバーですから、もう来ないでいいですよと言われておるわけです、ちょっと言うならですね。ただ、やっぱり子供の気持ちに立てばですよ、今まで友達と遊びおったとががですよ、ただこういうやりとりの中で、そういうことで、もう定員がいっぱいですので、もうとれませんというようなですね、そういう状況になっておりますので、いろんなですね、ほかのところもいろいろ調べられてですね、ぜひともこの早急なですね、対策をお願いをいたします。よろしくお願いします。終わります。 ○議長(熊本大成君) 松尾鶴丸議員。 ◆6番(松尾鶴丸君) 唐創会の6番の松尾でございます。1点だけ質疑を行います。 最近ですね、ある建設業の方との話をする機会がございましてですね、その中でこの4月、5月というのはですね、建設業者にとりまして水枯れの時期だということで、いわゆる発注がほとんどない。民間はどうかわかりませんけれども、公共団体でありますと、やはり3月に予算をとりまして、それから設計をして発注をするというようなことになりますので、どうしても、やはりこの4月、5月というのは発注がなかなか間に合わない、そういうふうな状況でですね、この建設業に携わっておられる方にとりましてはですね、やはりその会社を維持するためにですね、やはり職員を抱えて、仕事がなくても給料は払わないかんと、そういうふうな状況でですね、大変きついんだと、そういうふうな話を伺いましてですね、私も改めてですね、確かに大変な問題だなというようなことでですね、伺ったところでございます。6月は6月でですね、今度は雨で泣かされるというようなことでですね、4、5、6月が業者泣かせだというようなことも言われております。そういうことでですね、この私が質問したいのはですね、この一般会計の補正予算の中での工事請負費、この入札関係についてお尋ねするということにいたしておりますけれども、その前段としましてですね、こういう業者の声、市民の声と言ってもいいと思いますけれども、こういう状況につきましてですね、どのように受けとめられてあるのか、それをお聞かせ願いたいということと、この新しい唐津市になりまして、業者がいろいろ特Aから級外までたくさんあると思いますけれども、どのくらいあるのか、それから旧唐津市、それから支所でそれぞれ業者がどのくらいおられるのか。私が全然、全く知りませんもんですから、どのくらい業者がおられるのかなということをお尋ねしたい。 それと、もう一点は、新しい唐津市になりまして、この建設業関係の工事請負関係の予算、これが総額でどのくらいあるのか。それと、合併前のですね、旧市町村の予算額、旧唐津市の予算額、これから比べますと公共事業が年々落ちておるというようなことも聞きますので、どのくらい落ちておるのかなということで、わかりましたらお知らせ願いたいと思います。まず、第1点目、お伺いいたします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 松尾議員さんのご質問にお答えいたします。 4月、5月、6月、非常に工事の発注が遅いということで、建設業の方は非常に困られているという趣旨のご質問だったと思います。確かに公共事業は、補助金の交付申請をまずやります。この補助金の交付申請が決定がないとですね、発注ができないという宿命を負っております。例年早いものでも6月、遅いものでは9月ころに通知書が受理をされます。このようなことから、交付決定の通知を早くしていただくように国及び県の方に機会あるごとに要望はいたしておるところではございます。ただ、市単独事業につきましては、3月議会採決後、早目に設計等の準備を進め、早期発注に努めているところではございますが、関係部署とも協議をし、なお一層の発注時期が早く来るように、このような努力をしたいと、このように思います。 それから、今現在6月くらいまで、6月の例えばきょうまでにですね、発注は約二十四、五件くらいではないかなと思います。大型物件につきましては、今議会において提案をさせていただいております外町小学校大規模改修と加唐小中学校の大規模改修でございます。 それから、市内にどのくらいの建設会社があるのかというご質問だったと思います。市内には土木業者が特A級は3社いらっしゃいます。A級が16社、B級が33社、C級が19社、計71社、これにですね、土木の級外がございまして、土木の級外の業者は32社ございます。 それから、建築業者を申しますと、A級が7社、B級が6社、C級が28社、計41社に、それに級外の業者が26業者いらっしゃいます。 それから、本庁と支所の土木業者と建築業者の数はどのくらいあるのかというご質問だったと思います。本庁の土木業者は46社、支所の土木業者は57社、計103社でございます。建築業者は、本庁関係が30社、支所関係が37社、計67社となっております。 それから、合併後の平成17年度の工事の発注の総予算は幾らかというご質問でございますけれども、ざっと計算いたしまして、今回の6月補正を除きまして、当初予算におきまして一般会計で46億7,745万3,000円、特別会計、これは下水道でございますけれども、45億3,173万1,000円、合計で92億円くらいがあるんではないかと、このように予定をいたしております。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 松尾鶴丸議員。 ◆6番(松尾鶴丸君) ありがとうございました。それでですね、そういう業者の皆さんとの話し合いの中でですね、大変だというようなことで、私なりにちょっと考えもしたわけでございますけれども、発注時期を早くするということは補助金絡みの場合は、これはちょっと物理的に困難だというようにちょっと今の答弁で感じました。しかし、これも何とかですね、創意工夫をすれば、もう1週間でも10日でも早くできるというようなことは可能じゃないかなというふうに考えております。 それとですね、この入札関係ですけども、今までは旧町村単位ではですね、もう指名委員会をしまして、なるべく地元優先というふうな形でですね、やっておったんですけども、こんなに新しい唐津市になりまして広くなりますとですね、しかも業者が今言われただけでも百幾らありますね。137ぐらいありますか。それで、地域もばらばらですね。このような中でですね、うまくこの業者間のですね、言い方が悪いかもわかりませんけれども、ある程度今までと同様なですね、受注のされ方がですね、されないだろうかというようなことで、この発注形態、入札のどういうふうな指名をされるのか、庁内で検討されておられたら、それをお知らせください。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 松尾議員さんのご質問にお答えいたします。 まず、発注の方法でございますけれども、市長がいつも公表しておりますようにローカル発注唐津版と、要するに地元でできるものは地元の会社に発注するというのが市長の姿勢でございますので、私たちはそれを念頭に置きながら発注の形態を今考えているところでございます。 まず、発注についてはですね、唐津市建設工事等請負約款にかかわる指名基準等要領という、これに基づきまして発注をいたしております。これはですね、例えば土木工事については特A級は6,000万以上と、それからA級は6,000万から2,500万までしますと。B級は2,500万から800万までします。C級は800万から300万までしますと。級外につきましては、300万以下の工事をしますと、このように決めております。それから、発注の形態、これは非常に難しゅうございます。例えば土木のA級は16社、B級33社、C級19社、級外は32社と、こういうふうにございます。そうすると、やはり支所も本庁も同じ受注回数ですか、指名の回数をやはり同じにしないとですね、合併をやって、対等に合併をやったわけでございますんで、今度の指名につきましては例えば呼子の仕事は少ないです。それと、例えば支所の場合もですね、少ない支所と多い支所がございます。そうすると、呼子の支所の業者の方は呼子だけと、そういうことになりますと呼子の業者は非常に困るということになってきます。だから、建設部といたしましては、全体の工事を把握いたしまして、そして指名の回数を、各支所間の業者の方は指名の回数は全部同じにやると、この姿勢をもとに今私たちは発注をしているところでございます。A級、B級、C級いっぱいありますけれども、そういったその指名の回数につきましては平等にやりたいと、受注の金額につきましては、これは競争入札でございますんで、安いところが落札するということになりますので、工事金額は違いますけれども、受注の指名回数は支所、本庁同じく回数にしたい、このような姿勢で今やっておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 松尾鶴丸議員。 ◆6番(松尾鶴丸君) 進藤部長のただいま説明をいただきまして、公平にですね、発注をされるというようなことでございますので、このことを聞かれておられます業者の皆さんは、何がしかの安堵感を得られたんじゃないかな、そういうふうに思っております。 さて、そこでですが、やはり水枯れのときには水を差さんと花も咲かんわけですね。そういうことでですね、何とかこういう困っておる状態を見てですね、行政としてどういう水のやり方があるのか、その辺のところをですね、発注時期については、もう今言われましたので、もう繰り返しませんけれども、例えばですね、6月以降ぐらいにどんどん発注が出てくると思いますけれども、その中でですね、やはり業者の回転、運転資金と申しますですかね、これに大分苦慮してあるというようなこともあります。合併したために倒産したということになってはいかんと私も前からそういうふうに思っておりましたので、何とか合併したために倒産したというような状態だけはこの二、三年はつくったらいかんというふうに思っておりますので、その後はもう各企業の競争ですから、企業努力で残っていただかんといかんわけですからですね、とにかく頑張ってもらいたい。そういうことでですね、中間の出来高払い制度というのが恐らくあるというふうに思います。だから、民間でもこのことはあってあると思うんですけども、自治体の場合もですね、この中間出来高払い制度があると私は思っております。それで、その辺の活用ですね、その活用ができないかということをお尋ねします。これ部長での答弁はできないと思いますので、市長の方に答弁方をお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 進藤建設部長。          (建設部長 進藤 仁君登壇) ◎建設部長(進藤仁君) 松尾議員さんのご質問にお答えいたします。 中間前払い金制度を活用するつもりはないかというご質問でございました。この中間前払い金制度と申しますのは、工期が2分の1経過しているとか、それから工程表により工期の2分の1を経過するまでに実施すべき工事が行われていること、それから当該工事の進捗率が請け負い金額の2分の1以上の額に相当していることと、こういったことが条件がございます。これは、前金が4割支払われます。それから、途中でその今の条件がクリアできれば、2割だけ、要するに6割を超さない範囲で中間前払い金を払うと、こういったメリットにつきましては、官庁につきましては出来高検査をやらなくてスムーズにできると。それから、受注の会社につきましては、中間の前払い金がもらえると、こういったことでございます。県内を調べてみますとですね、佐賀市がこれをやっておりますけれども、今のところは余り利用されていないということでございますけれども、これにつきましては今後とも役所も、それから民間の会社の方もですね、非常にそういった資金繰りというのは大変だろうと思いますので、前向きに検討してまいりたいと、このように思っております。 ○議長(熊本大成君) 松尾鶴丸議員。 ◆6番(松尾鶴丸君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 石﨑議員。 ◆13番(石﨑俊治君) 平成17年度唐津市一般会計補正予算の中から教育費関係について3点ほど質疑をいたします。 まず最初に、新規事業として取り組むことになっております生徒指導推進協力員配置事業というのがありますけれども、昨今の子供たちの抱えている問題や悩み、またいろんな犯罪等を考えますと、やはり学校だけではなくて、地域の方と一緒になって学校教育に取り組んでいくという方向性も必要でないかと考えております。この事業の背景と事業の内容、そして鏡山小学校に取り入れられた経過についてまずお尋ねをいたします。 次に、同じく教育費の中で青少年支援センター運営費が計上されております。この青少年支援センター事業というのは、都市青年の家にあった青少年センターの機能を充実を図るということが目的だというふうに聞いておりますけれども、変わることによってどういった機能が改善されていったのか説明をお願いいたします。 次に、図書館広域ネットワークシステム事業費が組んでありますけれども、合併後の市民サービスの公平化を図るという上で唐津市内の図書館の本がだれでも自由に読むことができるということは大変結構なことだと思います。このシステムの内容と配書関係についてもお尋ねをいたします。 以上、3点質疑をいたします。 ○議長(熊本大成君) 世戸教育部長。          (教育部長 世戸政明君登壇) ◎教育部長(世戸政明君) 石﨑議員さんのご質問にお答えを申し上げます。 3点の中から、まず1点目の生徒指導推進協力員の制度でございますけれども、この背景と内容、そして鏡山小学校になぜかということでございますが、背景となりましたのはただいま議員さんの方からも申し上げられましたように、最近の青少年犯罪の低年齢化といいますか、子供たちが子供たちを傷つけるといった事件が多く発生しておると。特に昨年6月の佐世保市の同級生殺害事件等を受けまして、文部科学省の方で児童生徒の問題行動対策重点プログラムというのが報告されております。これは、昨年の10月の報告でございます。この中におきまして、まず命を大切にする教育でありますとか、学校で安心して学習できる環境づくりでありますとか、情報社会の中でのモラルやマナーについての指導のあり方という点から幾つかの指導方針が示されております。その中に、生徒指導体制の強化という中で、地域の人材を活用しての生徒指導推進協力員の制度というのがモデル事業として報告されておりまして、これは文部科学省の方から県を通じての研究委託事業でございます。内容につきましては、地域のよく学校関係おわかりの方ですね、そして指導に当たられていた、例えば教職のOBでありますとか、警察の補導関係の方であるとか、そういう中から学校に1名派遣するという事業でございます。週に3回程度。1回が4時間程度をですね、これはもう地域の実情に応じて決めてよろしいと。内容につきましては、校内の巡回補導であるとか、生徒指導上の教職員とか保護者に対する支援でありますとか、緊急時における対応とかですね、いろいろございますけれども、とにかくこの問題行動のですね、早期発見のためにですね、役立っていただくというような事業でございます。背景と内容はそのことでございまして、今度は鏡山小学校になぜかということでございますけども、これは全国的な取り組みでございます。佐賀県におきましては、各教育事務所管内5校ということで指定をされておりまして、これは教育委員会の方で鏡山小学校はいかがかということでモデルに選んだわけでございますが、これは特にですね、問題が多いからとかいうことではございませんで、大規模な学校で地域の学校を取り巻く環境ですね、変化が著しいと、大型店舗の進出でありますとか、環境の変化が著しく、子供に与える影響もあるんではなかろうかということから、鏡山小学校をですね、指定して、研究指定事業を行おうとするものでございます。 それから、2番目の青少年支援センターの運営でございますけれども、機能充実はどういうようなことかということでございますが、青少年センターは昭和42年に設置されておりまして、37年が経過いたしております。そのころからですね、補導を中心といいますか、街頭補導でありますとか、夜間のですね、補導等を中心に行われてきておりました。しかしながら、最近は、いろんな問題が多様化しておりまして、例えば家庭の引きこもりでありますとか、新入生の不登校でありますとか、虐待、それから一部発達障害のがまたそれに非行にという部分もございます。そういった部分につきましてですね、多面的に取り締まりとか、補導からですね、相談、支援日をも充実しようというのが今回の改正といいますか、新たに大成、旧大成小学校跡へ移転しまして機能充実を図ろうとする内容でございます。 次に、3番目の図書ネットワーク事業です。図書館広域ネットワークシステムの構築費でございますけれども、簡単に申しますと、ただいま近代図書館に23万冊ほどの本を所蔵しておりまして、そこへ行けばもちろん閲覧もできますし、貸し借りもできるということになっております。それを今度は各支所の図書館あるいは公民館の図書室におきまして貸し出しができるようなシステムをつくろうというものでございまして、各支所七つの図書館あるいは図書室にパソコンのですね、コンピューターの端末を置きまして、専用回線でつなぎまして、ネットワーク化するということによりまして、その場所から貸し借りの手続ができるというようなシステムでございます。一応そのような内容でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 石﨑議員。 ◆13番(石﨑俊治君) まず最初に、推進協力員の配置事業についてですけども、この事業は緊急的な事業というふうな答弁があったかと思うんですけれども、来年以降こういった事業はほかの学校が取り組もうと思ってもできないのでしょうか、その点について答弁をお願いいたします。 ○議長(熊本大成君) 世戸教育部長。          (教育部長 世戸政明君登壇) ◎教育部長(世戸政明君) お答えを申し上げます。 この事業は、国の委託事業でですね、期間は2年間とされておりまして、その効果、その他をですね、報告しましてですね、それから、あるいは国の方もさらに継続ということになるかもしれませんが、当面は1校のモデル事業ということでですね、とり行うことになっております。先ほど申し上げましたように、昨年の6月の事件以来ですね、急ぎ取りまとめられましたプロジェクト事業でございます。 以上でございます。 ○議長(熊本大成君) 石﨑議員。 ◆13番(石﨑俊治君) 緊急事業みたいな感じがいたしますけれども、もしこの結果がよければですね、ぜひ継続をお願いしたいなという希望を申し述べておきます。 次に、センター支援事業ですか、これについてはその機能が充実されたということは大変結構なことじゃないかと思いますけれども、たしか旧市町村単位に地域指導員みたいな人を配置してあると。唐津市で十七、八人で、郡部の町村で2名ですか、ありますけども、聞いておりますけれども、この方たちの仕事の内容とこの支援センターとの関係なり関連を伺いたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 世戸教育部長。          (教育部長 世戸政明君登壇) ◎教育部長(世戸政明君) お答えを申し上げます。 ただいまご紹介ありました地域指導員という名前で呼ぶことにいたしておりますが、さらに4月に任命、お願いをいたしまして活動されていただいております。32名でございまして、旧唐津が18名、そして旧町村で14名をお願いいたしております。この方たちにはですね、これまでの巡回補導という、それだけではございませんで、まずは学校やですね、その地域との情報の交換でありますとか、各地域でですね、指導員さんには、ただいま、もう一つの事業で鏡山小学校に設けておりますような協力員制度ですね、同じような指導に当たっていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。          (「支援センター」と呼ぶ者あり) ◎教育部長(世戸政明君) 支援センターとの関係はということでございますが、支援センターの業務の一部としてですね、お願いしておるところでございます。 ○議長(熊本大成君) 石﨑議員。 ◆13番(石﨑俊治君) 最後の図書館のネットワークシステムですけども、これは一応支所まで行かないと貸し出すはしていただけないということですけども、将来的に支所にパソコンの端末があるんであれば、家からメールとか電話ででも貸し出しを要請できるようにできないかどうか、この点について伺いたいと思います。 ○議長(熊本大成君) 世戸教育部長。          (教育部長 世戸政明君登壇) ◎教育部長(世戸政明君) お答えを申し上げます。 少し説明不足だったかと思いますが、本をですね、選んだり注文したりと、貸し出しのですね、発注をしたりというのは家庭のインターネットを利用してでもですね、できる仕組みにはなっております。ただ、本を届けますのはですね、支所までが図書館の一部ということでして、図書館法によりますとですね、そこまでは無償ということになっておりまして、将来的にどうしてもそこまで来れないという方もいらっしゃるかと思いますけども、今後の検討材料、その場合にはその配送料をいただくとかですね、そういった方法も何らかの対応が必要かというふうに考えております。 ○議長(熊本大成君) 石﨑議員。 ◆13番(石﨑俊治君) ネットを利用してメールでもできる、パソコンでもできるということでございますので、一応これで私の質疑を終わります。 ○議長(熊本大成君) 先ほどの田中良典議員の質疑に対する答弁をお願いします。 三塩厳木支所長。          (厳木支所長 三塩政廣君登壇) ◎厳木支所長(三塩政廣君) 先ほどの田中良典議員さんの質問にお答えをいたします。 急傾斜地の箇所数でございますけども、指定地域につきましては21カ所あります。そのすべて完了、21カ所すべて終わっております。 それから、未指定地区が32カ所あります。そのうちに19カ所が完了しておりまして、一部着手が2カ所、手をつけていない未着手が11カ所ということでございます。おくれまして申しわけありません。 ○議長(熊本大成君) 緒方相知支所長。          (相知支所長 緒方年明君登壇) ◎相知支所長(緒方年明君) 先ほど田中議員さんの急傾斜地崩壊防止事業の旧市町村の残事業量はどうなっているかというご質疑に対しまして、正確な数値は十分把握していませんので、後ほどお答えさせていただきたいというふうな答弁にさせていただいておりました。相知支所管内の急傾斜地崩壊危険区域に指定されました箇所は10カ所でございます。その10カ所の事業でございますが、すべての事業は完了しているというところでございます。今回予算にお願いしているところは未指定地区ということで、これは事業の採択に向けて指定を受けて事業に入るということになるところでございます。 以上、ご答弁とさせていただきます。 ○議長(熊本大成君) 以上で本日の議案質疑を終わります。 審議日程に従い、明14日、午前10時から本会議を開き、議案質疑を行うこととし、本日はこれにて散会します。          午後 4時47分 散会...